らしくない喜翆荘。
湯乃鷺が特集される・・・って事でそこの旅館ランキングに入ろうと考える緒花と崇子
でもその両者には決定的な違いがあって
お客に媚びるか媚びないか。
自らの力ではなく
ある種卑怯とも言える作戦での上位狙い。けど、同じ料金を払っていながら差別されたお客さんたち
仮にそれを彼らが知らなかったとしても、サービス業を営む者としての姿勢としてはどうか。
それは女将さんが望むことなのかどうか。
女将さん云々抜きにしても、緒花的にもそれは良くなかったらしく
その場に居る全員を否定して
自ら自転車で走り、電車で移動して、休みの人物集めに奔走して
その結果が出るのは来週なんだけど今週最も頑張っていたのは名実共に緒花に違いない。
大人の打算的な考えよりも
子供の絵空事が正しく映る時だってある。
女将さんが最初に厳しくしつけたあれが効いてきたのか、緒花もどんどん感化されたみたい。
おばあちゃんが付けてたお客さんの細かい情報
何が何でもお客さんを優先する意思。
それを彼女が引き継ぎ始めた。それは女将さんの思惑通りだったのかもしれないけど
それもまた血って事なんでしょうか。
何にせよ
今この時最も女将さんの意志を継いでるのは彼女に違いない。頑張って完遂して絵空事以上にして欲しいですね。
「It's YOU」
ってあの人は言ってたけど
それはある意味で緒花のことだったんですね。
本当の意味ではね。
もしかして自分の死期を悟って、その為に緒花に対してやっきになってるのかもしれないな。
でも出来るだけそういう展開にならなきゃいい、って思いもあるけど。
考ちゃんも嫌なタイミングで来るもんだな(笑)。
いやはや本当に難儀な子やねえ。
今回は届くのか?
それとも?
その辺も是非是非期待してましょう。さりげに民子も恋する女の子でしたね。
がむしゃらに走る、ってのは青春の象徴でもありますよね。
そういう必死さは嫌いじゃない。「true tears」でも後半にそういうシーンありましたよね。
何かの為に
誰かの為に。
本当に大事なのってランキングとかそういうのじゃない気もしてきました。
そして緒花は順調に女将さんの意志を継ぎ始めてる。
その序章として秀逸だった回でした。
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