また多数決してる。
宥は極度の寒がりって事で一見すると単なるキャラ付けなんですけど
でも覚えやすいってテクニックだけではなくて、何気にマジョリティに対してのアンチ精神とか
マイノリティに対する救いを感じさせるエピソードになってるのが素晴らしいんですよね。
人と違う格好や態度とか、趣向をしてるとそれだけで叩かれイジられ
個性的である事を拒絶する社会に対する反抗っていうか
人と違ってていいんだよ、っていう。それで迷惑を掛けてるなら話は別ですけど、
宥の場合は何の迷惑も掛けてない訳だから、いちいち突っ掛かれる言われは全くないっていうね。
そんな時に何度も何度も玄ちゃんに助けてもらって、その恩返しとして望んだ対局だった訳なんですが。
最初の内はパターンを読まれて相も変わらず不調気味だった宥ですが
途中からはそれを自ら悟って、戦法を変える判断をして結果的に善戦で終わりましたね。
相手のパターン読みの微妙なズレも大きかったと思うけれど
元々が「温かい牌が好き」って事だったので
それを覆してどんな牌でも、寒そうな牌でも選ばずに決めてたっていうのはある種の解放でもある訳で
元来の実力の高さが伺えるとても良い描き方だったと思います。お姉ちゃん、頑張って追い上げてくれました。
そんな風に・・・決められた尺の中できっちりドラマを作ってる感覚も素晴らしいですよね。
憧に関しても特に地元からの応援が強い選手って事で
晩成の方にも出番はあったし、所謂点取り合戦的な流れも大胆で面白かった。
セーラちゃんの乙女モードとかネタ的にも満載だったし(笑)。順調に楽しい回ではあったんですが
「咲」に於いて2番手3番手は前哨ってイメージもありますから、本当の本番はこれからです。
そんな中でもきっちりドラマ作ってしっかり盛り上げた印象の第6話で
外伝の為そこまで細かくは作りこんで無いけど
こと構成に関してはきっちりと気の効いた作りになってるんじゃないかな、と感じたお話でした。
それにしても、今回はいつも以上にチーム競技っぽくて観てて気分良かったです。
「織り込み済みだよ」とか何気に憧は頼もしいムードメイカーだな~、って思いました。
残り二人がどれだけ食いつくかも見ものですね。
主人公の試合が特に期待値高いです。
しかし、セーラちゃんの「スースーするの」って類のセリフは、
やっぱりはいてないって特徴を表した言葉なのかな・・・って考えると
余計に興奮出来る気がする(笑)。色々な意味で恐ろしいアニメだぜっ。
いよいよ本格的に白熱してきた印象の阿知賀編、
個人的には宥の打つ麻雀が非常に面白かったなと思いますね。
これからのヒートアップにも相応に期待です。
先輩を盗撮しちゃって、あれどうするんでしょうか?
バレたら怖いぞ。
>あれどうするんでしょうか?
個人的に楽しむのではないでしょうか(笑)。
なんなら売って欲し(略