超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

けいおん!!第1話「高3!」感想

2010-04-07 01:59:37 | けいおん!&けいおん!!



新番組チェックもそろそろ終盤。
単体で感想を書くのはこれが3作品目ですね。
 とはいえ、この作品は年末にライブを観にいった縁も合って、
余程のことが無い限り感想は書くつもりでした。
去年もちょこちょこ書いてたしね。
去年よりもバイタリティに関してはついたと思うので、今年は多分毎週いけるかな。
 って訳で「けいおん!!」の初回の感想でっす。


まず、個人的にはすっごく面白かったです。単純に。
何でしょう、基本的な部分は変わってないと思うんですが
1期よりもこなれた感じがします。
それは声優の演技という点でも。
話の流れもスタートにはふさわしい感じのものだったし、
2期とはいえ若干本来の新番組を観てるような気持ちにも。
それでいて前述の「こなれた感」もあるし。
 正直作り手側にはプレッシャー云々もあったと思うんですけど
非常に良く出来た再スタートを切れた、って印象があります。
やっぱり、何だかんだいってクオリティ高いですね。
そしてキャラクターのセンスの良さも改めて確認。
やっぱりみんな可愛いよね。


さて、1話のあらすじとしては新入生の歓迎会ってやつが中心ですね。てか、勧誘か。
そこで新入生が入らないと来年梓が一人残されてしまう、ってことで彼女中心の話でもありました。
 ついでに、新学期始めのクラス替えとか始業式も。
渡り廊下の桜とか無性に懐かしくなってしまったんですけど。
ああやっぱこういうタイム感が良いんだよな~と思いつつ。
丁寧な作りで好印象です。
 そんな中でさわ子先生はけっこーやりたい放題してるけど!
でも、都合が良いとは思いつつもやっぱ4人が揃ってる方が単純に楽しいよね、ってことで。
久々に新作として観るみんなの絡みはどれもいちいち面白かった。
と、いっても大げさに笑うって感じじゃなく当然ニヤニヤクスクスって感じの笑いですけど。
 あ、でも唯が田舎者気取りでわざとらしく軽音部までの行き方を尋ねたところは、
ちょっと声に出して笑ったかも(笑)。
あそこのパートはテンポも良くて最高だった。


取り敢えず進級のイベントを一通り済ませてから、その後熱心に(?)部員集めに必死になったり
新歓ライブに精を出したりする面々、
きぐるみで勧誘したり
せこい手を使って勧誘したり
他の部活から人を奪おうとして逆に奪われそうになったり(笑)
と、とにかく何をやっても上手く行かない。
ライブ後も誰一人来ない。
客観的に考えれば非常にピンチな訳ですが
梓の友達が今の軽音部のメンバーを見ていて思った通り、
現時点で完成されてるというか、入る隙がないみたいな部分があるんですよね。
完全に息がピッタリで、ちょっと割って入るの無理というか。
視聴者から観てもこれ以上人が入るとちょっと嫌かもだし(笑)。
 その事に自然と本人たち(ってか唯)も気づいて、しばらくはこのままでいい、っていう結論に。
その代わり、1年じっくりかけて後続の部員を探そうと。
そんな唯たちの想いに気づいた梓は、ひとまず納得してこの5人でしばらくやっていく決意を固めたのでした。
 ・・・が、その代わり「今まで以上にビシバシ行きますよ!」と宣言した梓、
そんな彼女の発言に唯がビビって「やっぱり新入部員探す~!!」とオチを付けたのでした。

と、いうところで1話は終わりっすね。
1話の中できちんと浮き沈みがあって、オチも用意されていて中々良い話だったのでは、と思います。
絆を強める話を初回に持ってきたのは正解といえば正解という気がしますね。
ここから先、また大きな話もやってくると思うので
それも含めてこの5人のだべり&演奏シーンに期待です。
相変わらず楽器の音が良い感じでしたし。最初のシーンの唯のギターソロは聴き心地良かったですね。なんか。


ここからはキャラクターのおさらいですが、
 唯はまあいつも通りの天然極めキャラですね。部費=ブヒーッ、ってギャグとか桜の花びらに夢中になるところ
あと個人的にはライブが終わった後の表情が気に入りました。
 律は、こうして観ると一番話しやすい人物なのかな、と改めて。
OPの表情がちょっとツンデレっぽいのは何故だろう。
 ムギは、やっぱ一番好きかもしんないですね(笑)。唯と迷うけど。
あの眉毛がやっぱり気になるなあ。喋り方とかもね。
 澪は、相変わらずの印象ですね。怖がりは加速している・・・のかな。
想像の中の梓まで怖がる事はないだろう、と。周りの人意味不明っていう反応してたし。でも、らしい。
 梓はやっぱり頑張り屋って感じですね。彼女の好みがバナナ味ってことで
それを「残しといてあげようよ」って唯が言ってるのを梓が立ち聞きしてるシーンは何気にじんわりと。


ゆるいシーンや可愛さを演出したシーンとかもいいんですが
何気に素朴に温かいシーンとかもあるのがこの作品のいいところですね。
1期に続いて原作以上にキャラを上手く描けている印象なので
キャラクターの面白さ、可愛さ、そして絆という部分でも期待したいところ。




最後に、総評としては
期待していた作品が期待していた通りに面白かった、そんな感じでしょうか。
話題作といえば話題作なんですけれど
こうやってちゃんと観てみると浮ついてるだけじゃなくて
地に足が着いた部分もちゃんと感じるんですよね。
構成とかテンポとか、空気感とか。
学園ものとしての良さがしっかりと引き出されているって感じるところも流石です。
1話の時点では真っ当に面白い。
 以前にも書いたように原作の1巻を表紙買いした時からの縁、
ってことで意外と長い付き合い、って事に加え
ライブを観てあの場で感動を共有したって事も大きいので、今期は割りとしっかり感想書いて行こうかなと。
 ・・・でもちょっと力みすぎたかも。反省。


あーでも日常ものだと感想書くのが比較的楽かも。最近は複線が多いもの中心だったんで。
という訳で来週は部室の掃除、って感じなのかな?
地味な話になりそうだけど、スタッフの手腕に期待しつつ、〆。







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