花と屋上と少年と少女。
う~む何とも後味の悪い終わり方(笑)。
正直ハッピーエンドかって問われたら絶対違うと思うし
なんて形容すればいいのかもよく分からないんですが・・・非常に痛みを率いて物語は終わりました。
結局の所今回の件で誰も得をしなかったというか
作ってる本人ですら
その力の犠牲になってる訳ですけれど・・・う~ん改めて考えても後味悪いし
トシとかただ単に最低野郎じゃねえかって思ったんですけど。
そこは残念ですよね。
多分、そこを見越してこういう終わりにしたんでしょうけど
彼自身の復帰復興は見込めるのかなあ。何にせよ、自分の家族なんだから、そこは大切にして欲しい
ちゃんと見てあげて欲しいっていうのが鳴海にはあったんでしょう。
だからこそ何度も何度も殴りつけた。
彼の目が覚めるように。
あれがいつか、いい経験になればいいんですけど。逆に墓見坂はアリスが決着を付けた感じか。
さり気に良いコンビだったねー、って事でその辺は見心地良かったのではないかと。
結局何かの力を頼って飛んでも
それは自分の功績でも
意志でもない、それはただ単に他人を不幸にするだけ。自分から逃げては
そこで現実逃避してはダメだと。それは薬じゃなくてもね。
最後に通用するのは
自分自身の意志や力の筈だから。きっと。
彩夏は結局意識を取り戻したって事でいいのかしら。でもそれも当然って言うか
あんな連中に殺されたんじゃ救われないし、報われない。
これもまた神の意思か
神のご加護か。
二人で居た屋上を、神聖な場所を守る為に屋上を選んだ彼女
勿論薬で罪悪感に苛まれてたっていうのが第一だとは思うんですが。
それだけ彼女にとって繋がりは大切だった
いつだって大切な誰かと繋がって居たかった。そんな刹那的で、でもどこか嬉しくもある、そんな判断。
元々誰の輪にも入れなかった鳴海が
気付けば立派に誰かと何かを、想いの交換を成し遂げていたんですね。
って考えるとその点では気分も良く、ある意味では終わりに相応しかったように思える。
なんてのはね
原作を知らないからこそ言える意見なんですけどねっ。
でも個人的には元々憂鬱なエピソードを求めてたのでこれはこれでアリと言えばアリかな。
ここまで楽しませてくれてどうもありがとうございました。って訳で感想も〆たいと思います。
総評としては・・・構成に関してはちぐはぐだったのは否めないですが
それだけに最後に自殺未遂のエピが来たのはインパクトあったと思います。
その分後味は悪いが
最後に色々語ってくれたお陰で少しは癒えたかな。
この物語って割とドラマ志向っていうか、リアルな部分も往々にして垣間見れたんですけど
「花咲くいろは」程の完成度はないにしても、個人的にはそういうエッセンスがまた新鮮に感じる頃合なので
気持ち的には大分毎回新鮮に楽しんで観れたかな、っていうのが最終的な印象ですか。
何気に女性キャラのレベルが高かったり
四代目とか錬次のキャラ性でそっち系のアニメの視点で観れたり
その点では中々便利なアニメでもありましたね(笑)。
やっぱ2~3話の分かりづらさが足を引っ張った感覚はありつつも、憎めないっていうか
毎週どっか期待をして観てしまうアニメだった気がします。
最後まで観ちゃった分自分の負けですけど
別に後悔もしてないですね。
これはこれで、自分的には楽しいアニメでした。って事で、お疲れ様でした。
確かにストーリー自体はハッピーエンドじゃないんだけど、
彩夏がされたこととか、ナルミ君のためにしようとしたこととか、
最後ああいう形で現れたもんだから、なんか泣けてきた……と。
ただ、ナルミ君と彩夏とのあれこれが
もっとたくさん続いたうえでの自殺未遂って
なってたらもっと泣けたかも。正直ラストスパートがキツかったな。
でも個人的に好きな作品だからあまり文句は言えないので…。
というワケでお疲れさんした(^^ゞ
特に最初は無気力状態でしたし。そこから、
誰かの為に怒れて、誰かの為に命賭けて、誰かの為に泣ける・・・。
そんな彼の心の成長は確かに垣間見れました。
>確かにストーリー自体はハッピーエンドじゃないんだけど
逆に言えば、それが「神メモ」らしさなのかもしれないですね。
>ナルミ君のためにしようとしたこととか
彩夏は何気に良ヒロインでしたね・・・。
アリスだけじゃなかった、っていう。
確かに間に深く絡んだエピがあれば、また印象も違って来たかも。
まあ何にせよ、最後の下りは実直に良かったので自分もそこまで文句はないですね。
中々キレイに落ちたのではないかと。
>というワケでお疲れさんした(^^ゞ
神メモの記事に沢山コメントどうもでした。原作知ってる方からいい評価聞けたのは良かったです。