Steins;Gate 第2話「時間跳躍のパラノイア」 感想

インテリジェンスコーン・・・。




いや、今週も中々に面白かったですね。
こういう謎だらけの作品の場合、そこに行くまでに興味を惹きつけて置くのが大事・・・
っていうか常套手段だと思うんですけど
その意味じゃかなり成功してると言ってもいい、と思います。

まゆしぃだけでも十分なのにダルとか巫女の息子（！？）だとか妙なテンション差の女だとか
まゆしぃが働いてるメイド喫茶の同僚フェリスだとか
ノリのいいキャラばっかだなあ、っていうか
どいつもこいつもクセものばかりで。
だからそれを見守るだけでも面白いんだよね。会話劇が面白いから
それ観てるだけでも楽しいっていうか。
牧瀬さんの不敵っぷりも素敵だ。全体的に女性キャラがセクシーよね。
　一見硬い作品なのかな？と思わせつつ舞台がアキバでオタク要素もちょいちょいあるのが良いですね。
気軽に見れる一面もあるといいますか。

でもやっぱ主人公の存在が一番面白い気も（笑）。
なんでしょうね・・・
ナビゲート役なのはもちろんツッコミもボケも担当してて隙がないというか
いい意味で完璧なキャラっていうか。そんな気がするんですよね。
いきなり機関に狙われてる、とか中学生っぽい発言したり
タイムマシンを否定する牧瀬さんに食いかかったり
男子っぽい一面もありつつ
大人らしいクールな格好良さも携えてる・・・という。そんなオカリンの行動を観るのも大分楽しみになってきた。
このまま会話劇だけでもいいくらいに（笑）。


そのくらい全体的な雰囲気が良い、って事なんでしょうけど
もちろん謎の方もどんどん広がってますよ。
時間が巻き戻っているか
何者かに操作されているか
もしくは分岐でもしたのか・・・？
記憶も段々と曖昧になり、彼の尊敬するタイムトラベラー「ジョン・タイター」の存在が
いつの間にか人々の記憶から消えていたり
周りの人はそうでもないのに
彼の記憶だけが随分と違ってきているみたいなんですよね。

そしてタイムマシンを完膚なきまでに、オカリンがへコむくらい否定した天才牧瀬さんや
３０年前のパソコンを求めて歩くメールとリアルでテンションが段違いの桐生さん、
主人公一派のタイムマシン研究ラボの下の階の電気屋の新人の女の子も只ならぬ雰囲気だし
今現在「ジョン・タイター」を名乗ってるネット上の人物も気になるし
（っていうかオカリンの鳳凰院ってのはHNだったんだね）
いつものようにバナナの実験をしていたら
ゲルマニウム化だけじゃなくレンジから消えてそのまま房ごと再生したりと
主人公岡部の周辺で変なことばっかで。
勿論その中心が岡部って事はオカリン自体特別な存在なんだろうけど。
そこに居合わせた牧瀬さんが来週遂に関わってくる感じになるのか。
展開としてはスローペースなんでしょうけど
その分会話劇が楽しくて全然問題なかった。１話よりもそれは冴えてたし、って事で益々期待な第2話でした。
来週以降の展開もまた楽しみです。

しかし桐生さんの風景の写真を撮ることが自分の居た証明、って言葉はなんとなく分かるような。
その時その時の観てた景色を移して観て思い出して、それを確認すると。
そんな彼女自身のことにも興味はありますね。
役者がそろいはじめた２話でもありました。




導入部分でこれだけ楽しませてもらえてるので、中盤以降の展開が非常に楽しみですね。
今週もまゆしぃはすこぶる可愛かった（笑）。
そんな彼女自身の色々にも期待しつつ。予想は相変わらず出来ませんがその分驚かせてもらえれば。