goo blog サービス終了のお知らせ 

超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

けいおん!!第11話「暑い!」 感想

2010-06-16 03:01:22 | けいおん!&けいおん!!


クオリティという言葉しか浮かばない今週の「けいおん!!」の感想。



面白かった・・・!
いや~怒涛のテンポ感。
と、活き活きしたキャラクターの描き方。
真っ当に傑作回だったと思います。
個人的には、観てて全く退屈しなかった。だって次から次へとネタが投下されるんだもの。
これは面白いよ。
もっと評価されるべきだと思う。
十分評価されてるかもしんないけどね。
なんかもう、本当に2期凄いよ。って言いたくなる11話目でした。
しかも来週夏フェス話なんだもん。
これは絶対に面白いに決まってる。という訳で予告含めてワクワクしっぱなしの30分でした。
 というか、唯とムギのスク水姿は眩しすぎました。
なんか色々とおいしい回だったなあ。
てな訳で今週も以下つらつらと。



作中では怒涛の炎天下。現実では梅雨ですね。
そんな中でも頑張って練習する面々
校庭から響き渡ってくる音が非常にリアルです。
けど、予想通り蕩けてしまっていた面々(笑)。
最初の唯の「あづい~」からして印象的でした。

そこから、当然この暑さをなんとかせねば!と考える面々
余談ですが今週もゆいあず強化(笑)に
澪のツインテール姿が個人的に中々ツボでした。なんつうか、本当可愛いねみんな。
ツインテール澪は、すっげえ幼く見えてあれもあれでアリですね。
 トンちゃんの脱皮からヒントを得て、
私たちも脱皮すればいいんだよ!と提案する唯。
出来るわけないだろ・・・と軽くあしらわれるんですが、実際は単にスク水になる、というもの。
うーん、これははっきりいって視覚的にとても良いですね。
唯だけではなく、それに付き合ってあげるムギちゃん。
正直これかなり嬉しかったんですが・・・しかしお人好し過ぎますね(笑)。
本当にやりたかったのかも分かりませんけど。
机の上に寝転がる描写も最高。
でも、イマイチ涼しさは得られなかったみたいですけどね。
それを見て、水槽にほっぺを当ててみるあずにゃん。 こっちもイマイチだったみたいです。
しかしこのシーンもえらい可愛かったな。
 こんだけ暑いとやせるんじゃないですか?ってあずにゃんの発言で
ピンと来た澪とムギが、むしろぬいぐるみを着て更にやせよう!って方向にシフト。また来たよぬいぐるみ。
でも、当然そんな状態で演奏できる訳もなく。
この二人は身長が高い分、他の3人よりも体重を気にするのかね。
ムギちゃんが痩せたら嫌だけどな。
 今度は、怪談で涼しく、って事でおもむろに話し始める律。
内容は、ぶっちゃけ普通の話だったんですけど
澪にマジでビンタされる律や
最中にキーボードを鳴らす空気読めすぎのムギに笑わせてもらいました。
それでも粛清されるのは律だけなのね。
 まだまだ続く涼しくなる方法、お次はオーソドックスにうちわ。
だけど、扇ぎを止めた瞬間にブアッってなる・・・との事でこれもダメ。っつか分かる。
次は涼しい・・って思い込もう!って事で心頭滅却する律と唯。
が、これはもうやる前から結果見えてますね。
何気にここで水着フライングしてる。
したら、扇風機があった事をを思い出した澪。
けどそれすらも古過ぎて色々と使い方を試している内に自然にぶっ壊れてしまいます。これ痛かったですね。
オチの事を考えると。
で、次はムギが持ってきた氷。本当はかき氷にする予定だったんだけど、機械を忘れたみたい。
「ぶー」ってなる唯相変わらず可愛いな(笑)。
でも持ってきただけででかしたレベルですね。貢献度半端ないわ。
 その氷も、結局は時間がたてば溶けてしまう、って事で。
しかし澪の背中に氷入れるのとか、恋人同士がする事のような。そうでもないかな。
そして唯と律の小競り合いは正直観ててかなり微笑ましかった。
ギスギスに決してならないのは流石だなあ。

トンちゃんの水槽に氷入れたら?って話をしてたら
そこから発展して、トンちゃんの水槽を大きいものに取り替えよう、って事に。脱皮してるので。
勿論水槽はムギの提供で。
本当に貢献度高い・・・。
その水槽をさわ子先生の車で持ち運びしてもらおう、って事で
職員室で快適に過ごしているさわ子先生の下へ。
最初は、暑いからダメ~って断られたんですが
ムギのアイスフロートジュースであっさりと陥落。つーか、本当に貢献度高いね。この下り3回目だけど。
 さわ子先生の車に誰が乗る?って延々話してたシーンも良かった。
作画が本当に熱そうで。
真夏の太陽の下!って感じで。
冷静に考えると、水槽の分もあるからムギ一人で精一杯だったんですが。
という事でムギだけ乗車。
先生の車に乗ってはしゃぐムギちゃんの純粋さが素晴らしい。
そして、何気に縁結びのおまもりを飾っているさわ子先生も。
さわ子先生曰く、ムギの家は「とにかく凄かった」とか。
小さいという別荘ですらあのレベルだしね・・・。
 無事水槽を運び終わって、さあこれでお終い、ってモードになったさわ子先生に2度目のお願い。
ここでもムギのチョコフラッペ攻撃が・・・いや、臨機応変すぎるだろ、ムギちゃん。
貢献度高すぎ(4回目)。
 ま、これはある意味最終型ですね。
ズバリ、「クーラーが欲しい」と。

生徒会に頼んでみれば?って事で和の元へ向かう面々
しらじらしい小芝居を使いつつも(笑)
実は部長会議でこの間クーラー欲しい部活を募ってたとのこと
では、次の会議でまた提案してみよう、との事で
提案が通るように必死にシュミレーションを繰り返すみんな、
でも実際は、割とあっさり通ってしまって拍子抜け、というオチでした。
 というかこれって律が最初から真面目に部長やってればこんなに面倒くさい回り道しなくても良かったのでは。
でもまあ、これも律らしいのかな。
正直面倒くさい気持ち分かるしね。
結果オーライ?

・・・と、思ってたら唯が実はクーラーの風が苦手だった事が判明。油断してたら2段オチでした。
そんな肝心な事忘れるな!(笑)。
ああでも、オチまでビシッと決まって観てる側としては気持ち良かったですね。
って事で、ツッコミ所満載の11話はこんなところで終了です。




今週は冒頭に書いたように真っ当に面白かった、日常コメディとしてきちんと笑わせてもらった、ってのが
最終的な印象に尽きるんですけど
それに加えて要所要所でキャラクターの可愛さも逐一アピールしてたような気がしました。
しかも、どのキャラも均等に。
私見ですが、今週はどのキャラのファンでも視覚的に楽しめたのでは。
私はムギと唯が好きなんですけど、他のキャラもやっぱ可愛いなって思いましたし。
それでも、一番印象に残ったのはダブルスク水でしたがね(笑)。

そういう事を素直に思えるのも、結局は話し自体が面白いから。且つ丁寧だから。
なんか最近は始まる前とかにすっごくワクワクしながら観ちゃってますね。
んで来週は夏フェスでしょ?
期待しない訳ないじゃないですか。
いやあ本当に調子がいいなあ。このクオリティを是非これからも保って欲しい!応援してます。



けいおん!!第10話「先生!」 感想

2010-06-09 03:11:21 | けいおん!&けいおん!!



ムギちゃんの夢が叶った今週の「けいおん!!」の感想。



今回はさわ子先生の回ですね。
個人的にはある意味ムギ回だと思ってますけど(笑)。
ただ、単なる先生にスポットを当てた回、って訳でもなく
何となく桜高軽音部の歴史を感じさせる一話だったといいますか、継承って言葉を彷彿させるような
最終的には意外とスケールの大きい話になったような気もしてます。
それでいて今週も空気感がすこぶる良かった。
あの空気感じゃ、最早何やっても面白いんじゃないか、っていう。
これは個人的な感想ですけど、雰囲気の良さならば間違いなく今一番なのでは?
という訳で以下。



ムギちゃんが先生を見かけるところから今回はスタート。
車の中の相手と喧嘩をしてた、との事ですが
後々に部室に集まっているときも電話口で誰かとちょっとした口論になっていて。
日々の激務に疲れきったさわ子先生を皆で癒している時だったんですけども。
 それで、ここ最近のさわ子先生の行動はおかしい!これは、もしかして男が・・・?
という至極短絡的な理由で(笑)みんなで尾行することに。
でも、確かに居てもおかしくないですもんね。
基本美人だし。

って事で尾行開始。
つっても最初からしようとした訳ではなくて、帰り道に偶然見かけて、ってパターンだったんですけどね。
それに対して注意を促すあずにゃん、
でも軽音部の皆ですから、注意したって無駄です。
一番ノリノリのムギちゃんに個人的に爆笑!(笑)。
やっぱムギ可愛いわ。
何気に移動する時、胸が・・・。

尾行の次は張り込み。あんぱんとか用意周到だな~、とか思いつつ
そこで何故か澪についての話へ。
相手がいそう、ってことでしたが
澪は「今は軽音が恋人みたいなもんだから・・・」とごまかしてました。
澪を見つめるムギの目、、、とてもキュートでした(笑)。


んで、先生が待ち合わせしていたのは女の人。
女の人?と思わず深読みするムギ、にツッコミを入れるあずにゃん。
うーむ一応百合設定生きてたのかな?
ここでも相変わらずの暴投を見せてくれます。
 それはともかく、喫茶店に入った先生と女の人を遠くから見守る面々
その様子は確実に不審者だったと思われます。
敢えて指摘をしなかった女の人と喫茶店の従業員マジでいい人(笑)。
しかしさわ子先生、あそこまでなら気付いてもいいんじゃない?
気付かないさわ子先生もまた、面白かったな。
それなのに軽音部のみんなは途中からパフェ大会に突入してましたけどね。
尾行した意味ねえ!(笑)。

ただ、喫茶店を出た後にその待ち合わせ相手の女の人から声を掛けられた面々
気付いてた彼女が自ら関係や事情をバラしてくれました。
というのも唯たちにお願いしたかったんですね。
さわ子先生が友だちの結婚式にバンドとして出てくれるように。
 おでん屋さんで改めて挨拶。
彼女はさわ子先生が高校生時代に組んでいたバンド「DEATH DEVIL」の元メンバー、
そしてその時の軽音部の同期の子が結婚をする、との事で
その2次会で演奏して欲しい、と頼まれまして
でもさわ子先生だけは乗り気ではなくて。
「DEATH DEVIL」は封印したい過去なんですよね、さわ子先生にとっては。
そこをなんとかしてくれないか、と頼まれた面々
余談ですががんもどきにワクワクするムギのパート・・・マジでサンクスです!(笑)。
がんもどきにワクワク出来るって何て素敵なんだろうね。
しかも、気持ちちょっと分かるし。


翌日の教室にて案を出し合うみんな、
授業中に紙切れを渡して意見を交換し合ってた訳なんですけど
結局は大した案は出ず・・・って出してたの澪とムギだけですけどね(笑)。
律のイラストは、まあやりそうだなって感じだったんですけど
唯の「字可愛いね」は流石に斜め上過ぎて笑いました。
天然も天然だなあ。
自ら廊下に立たされる事を望んだムギのファンタジスタっぷりは更に笑ったけれど!
夢が叶って本当に良かったね。ムギちゃん。

まあ、そんなこんなで迎えてしまった当日、
先生の友達が云う「協力」によってなんとか乗り越えよう、という話に
その協力とは、
放課後ティータイムの皆がDEATH DEVILに加わって演奏する事でした。
勿論、ヘビメタの衣装でね。
とはいえ練習もろくたしてないし、そもそもヘビメタなんて唯たちは未経験な訳ですから
上手く弾けるはずもなし
当然グダグダになるDEATH DEVIL。
その様子を見ていたさわ子先生が・・・遂にブチ切れてステージに君臨!
その様子は正にあの頃のさわ子先生そのものでした。
超久々のDEATH DEVILに興奮する2次会の参加者たち、
こうして同期の子の結婚式は無事に終わり、さわ子先生は晴れて「別の一面」デビューをしたのでした(笑)。
先生としてね。
でも、あれはあれで格好良いので、案外引かれる事もなく普通に受けてました。
むしろこれで女子にモテモテになっちゃうんじゃないの。
良いし悪いし。
 しかし青春時代のさわ子先生、DEATH DEVILの回想シーンは流石に素晴らしかったですね。
懐かしさが伝わってきた。
それこそ今の唯たちみたいで、
大げさな言い方をすれば軽音部の伝統は受け継がれていってるんだな、と。
(進路希望調査に「ミュージシャン」って書いて提出するとこも、唯と同じだったんだねえ。)
あの頃のさわ子先生たちみたいに
唯たちもきちんと青春を謳歌してるんだな、と。
何となく、観終わってからそんな事を思いました。
 ただ、放課後ティータイムは別に今のままで良いと思いますけどね。
DEATH DEVILとは方向性が違いますから(笑)。




という訳でさわ子先生回、と見せかけて実は様々な要素が楽しめた回だったと思ってるんですが
それでもやっぱ、最後のさわ子先生の存在感は凄いものでしたね。
鬼とノスタルジックを一遍にかます、という(笑)。
さわ子先生がバンドに熱中してた時代も
それはそれで意義のあるものだったんだなあ、って事がよく伝わって来て
この回もこの回だけの面白さが垣間見れたなと個人的には。
 そして、唯が大人を意識する場面もあったりして
そこも先々週、先週からの地続きな感じで良かったです。
ただ、尾行の時に「お母さん?」って応えてる時点でまだまだ幼いのかなあ、って思いますけどね(笑)。
でもそこを含めて唯の魅力。
唯の成長にも相変わらず期待、なのです。
OGの演奏を観て感じたものもあったみたいだしね。頑張れ頑張れ。


来週は・・・夏回、なのか?
でも、別にムギ回どうのこうのいうつもりはありません。
「夢」と「がんもどき」で個人的に結構満足したし!
それ以外にもおいしいシーンはちょこちょこ。エアキーボードとかもね。
今週もむぎゅうの輝きが眩しかったです。
 ってこれじゃキャラ目当てで見てるみたいだな(笑)。
もちろん、それを抜きにしても面白い回だったと思う。 良い具合にドラマ性があって。
かつそのバランスの取り方も上手かったかと。日常ものとの。




けいおん!!第9話「期末試験!」 感想

2010-06-02 02:49:58 | けいおん!&けいおん!!


あずにゃんさん(笑)。 えー、今週の「けいおん!!」の感想でございます。



今週はなんて言うんでしょうか、正しく日常もの、って感じでしたね。
正に彼女らの、特に唯の青春の1ページをそのまま切り取ったと言うか、
ありのままを描いたというか。
要は誇張されてない訳ですね。
この手の作品に必要な部分は最低限描写しつつも、出来るだけ普通に、タイム感を重要視して描いていると言うか。
一体どこまで洗練されるんだろう、このアニメ。
ここまで志の高い作品は中々ないと思うなあ。特に日常ものでは。
それでいて唯はどんどん魅力的になっていくな。
主人公らしくも。



先週の延長線上の話。
つまりは、さわ子先生に提出した「とにかく 一生懸命 頑張ります」ってのを唯なりに実行しようと。
まずはジョギングから・・・ってこれは遅刻しそうになって一日でギブアップ(笑)。
それを眺めるムギもキラキラしてて可愛かった。

話が逸れましたが、ポイントとしては二つありまして
一つは期末試験、
二つは演芸大会。
前者は恒例ですけど、後者はいつもお世話になっているおばあちゃんの為に、という事で
唯の優しさと無計画さが同時に出てるわけですが
それでも唯は頑張って両方やろうと決意、
それに協力するムギや律、澪、
更には演芸大会に一緒に出演してくれることになったあずにゃん。
 唯が優しくて素直な子ってのは非常に丁寧に描写されていたんですが
何気に周りの面々だって優しい人たちいっぱい、という事も伝わってくる流れで
しかもそれが嫌じゃなくて、むしろ自然にそう感じられるのがいいなあ、と思いながら鑑賞してました。
個人的にはとっても気持ちが良い回でしたね。
こういう世界観って素敵だと思う。


で、肝心の頑張りはどうだったかというと
期末試験に関しては、途中でやたら寄り道してたんですが(笑)、
まあ、あずにゃんがマンツーマンで教えてからは比較的ちゃんとやってたんですかね。
いくら勘とは言え、努力分もきちんと反映されてると思うので。
とはいえ、一人で頑張ってる、みたいな描写もちょくちょくありましたけどね。
 しかし面白かったのは唯がノートに落書きしてた梓のイラスト・・・何気に可愛かった(笑)。
4人で勉強してる時も、それぞれのノートに人間性が出てて面白かったですね。
それにしてもムギは本当に尽くすのが好きだなあ。
嫌な顔一つせずにやってくれるところが凄い。献身的といいますか。

そんなこんなで、期末試験の方は水面下で努力しつつも、あっさりと終わった印象。
むしろタイトルに反して本筋は演芸大会の方でした。



演芸大会は、街の公園でぽつぽつと開かれているような、そこまで大きな大会ではなかったんですけど
それでもおばあちゃんの為に!という事ではりきっていた唯。
 そもそもこのおばあちゃんってのは近所に住んでいる人あたりのいい、唯の事を小さい頃から、
しょっちゅう面倒や世話を焼いてくれているような人でして
回想の中では唯の落とし物を一緒に探してくれてた描写もあったりなんかして(何気に良い描写だった)。
唯にとっては恩人のような人だった訳ですね。ある意味。
そんなおばあちゃんの家で砂糖を貰ったついでに(本当は醤油が必要だったんですが 笑)、
おばあちゃんからその演芸大会に出てみないか、と誘われまして。
最初は期末試験の次の日、って事で難色を示すんですけど、
でも若い人が出るとみんな喜ぶし、おばあちゃんの頼みだから・・・って事で決意して了承。

しかし、みんなに迷惑は掛けられない、って事で一人でギター演奏をすることを告げた唯ですが
そんな唯が一人で頑張っている姿を偶然見かけたあずにゃんが、
同情心からか、それとも唯の心意気に打たれたのか、
自分も一緒に協力します!って事で結局はユニットとして出ることに。
ちなみにユニット名はそのまんま「ゆいあず」(この表記でいいのかな)!
 余談ですが、あずにゃんが協力を決めてくれた時の唯の表情がとっても可愛かったです。
着てる服もいつもより可愛かったなあ。
というかあの一連のシーンは全体的に雰囲気良かったですよね。

そんなこんなで、方向性間違った練習を繰り返しつつも(笑)、
期末試験を終え遂に演芸大会当日。
頑張りすぎてしまったのか、すっかりおねむ状態の唯。
そんな唯を起こしつつ、軽音部のみんなやさわ子先生、憂やまどかが見守る中舞台に立つ二人。
まずは漫才からスタートしたんですが・・・これが正しく寒いですね(笑)。
でもここは多分こうあるべきだと思います。
不慣れな感じが面白かったな。特にあずにゃんのツッコミが。
 で、肝心のギター演奏は、「ふでペン~ボールペン~」をお年寄りが聴きやすいアレンジに変更して演奏、
これが思った以上に受けてまして
特におばあちゃんなんかは晴れ姿に興奮するくらいだったんですけど
結果は参加賞、ということに。
本当は温泉旅行をプレゼントしたかった唯だったんですけど
おばあちゃんはその気持ちだけで十分、
立派になった唯を見れて嬉しかった、と。
 
その言葉を聞いて、普段だったら見せないような表情をして照れていた?唯。
なんかここちょっと新鮮だった。
やっぱり嬉しかったんだろうな。


最後には、今度は私と、って事でゆいムギをやるだとか
律澪はどうだ?だとか、そんな感じで本遍終了。
なんか不思議とほっこり出来たような、空気感の良さに浸っていれたような、そんな30分でした。
今週も面白かった。楽しかった。




個人的に先週のラストは単なる複線か後々に向けてのフリで、
すぐ次の話に行くと思ってたので
あれの延長線上の話が来るとは予想外でした。
それでいて、全然何にも無い、そのままの日常話を目指していた印象の話で
それを考えると、ある意味チャレンジングな話でもあったと思います。
実は何気にレベル高い事してるよね・・・って事を如実に感じられて良かったです。
 それと今さらなんですけどBMGもすっごく良いですよね。
作中の雰囲気にピッタリというか、気分を盛り上げてくれてる感じもあったり。
歌もいいですけれど
BGMもちゃんとしてるんだな、って事を再確認出来たのもプラスでした。
 多分今までの話と比べたら地味は地味なんですけど
その分スルメ的な楽しみ方も出来るような、そういう回でもありましたね。
個人的にはゆいムギだとあんま収集付かなくなる気もしますが、それでも一度は見てみたいッス。


さて、来週は先生回ですね。
・・・早くムギ回来ないかなあ。
律と遊ぶやつとか。
ま、面白いんで文句はないですけど。
しかし予告の時点で澪がキてたのに笑った(恋人云々のところ)。楽しみになるっつーの。





ぴゅあぴゅあはーと/放課後ティータイム

2010-06-01 23:10:20 | けいおん!&けいおん!!


放課後ティータイムの新曲「ぴゅあぴゅあはーと」を聴いた。


てか、普通に新曲出たよ~とかなってるのが凄いですね。
何このバーチャル感。
 前シリーズに於ける「ふわふわ時間」的な位置付けのシングルで
それはジャケットでも往々にして物語られています。
なんか本気で嫌がってそうだな(笑)。
更にあずにゃんも追加。


TVで聴いた段階だと
割と王道のポップ・チューンだったんですが
CDで聴くと思った以上にうるさい感じです。
要はそれぞれの楽器が主張しまくってる。
キーボードの音がアクセントになっているのはもちろん
個人的にはジャカジャカ鳴っているギターの音色なんかも気持ち良くて好きです。
この曲は所謂等身大っぽい楽曲で
過去の音楽からのフィードバック的要素はあまりないんですけれど
その分、突き抜けた素直なガールズ・ポップとして聴くことが出来て、
それでいて単純に普通の、一般にいるようなロック・バンド的な気持ち良さ、フレーズの格好良さも持っているので
その意味では本来の層とそうじゃない層、両方にアピール出来る曲として仕上がっているのではないでしょうか。
 個人的にはイントロのワクワク感が素晴らしいですねえ。


カップリングにはまず校歌のバンドバージョンですね。
それぞれがパートごとに歌うという仕様で
こっちも意外にもジャカジャカしたうるさ系の楽曲に仕上がっています。
思った以上にラフに仕上げてきたなあというか、
結構ロック・ファン意識したのかな、というか。
とにかくこっちも面白い楽曲ですね。
個人的には。

更には、それぞれの担当楽器の音を抜かした練習用のトラックも5曲収録。
こうして聴いてみると、
キーボードやベースが抜けるのもアリといっちゃあアリですね。
ただ、ドラムだけはやっぱりないと確実に物足りないです。
一気に腑抜けた感じになるというか。
やっぱ土台って大切なんだなあ。



アニメだけでもすっごく面白いのに、音楽の面でも常に楽しませてくれるのは至極魅力的です。
それらがいちいち良い曲なのがこれまた、って感じ。
特にこの曲はアホみたいなタイトルに反して(笑)、実は一番楽器の音を楽しめる楽曲かもしれません。
バンド感たっぷりというか。
まだまだ新曲用意してくれてると思うので、それらを聴くのも楽しみだなあ。
 でも、普通はこんなに追いかけないんですけどね。
付加価値云々じゃなくて、単純に曲が好きなだけなのかも。
良い音楽が聴ければ、それで満足なのです。


ちなみに未だに「Our MAGIC」にハマってます。
言葉の乗せ方がちょっと個人的に好みすぎるんですよね。「エール贈るセッション」とか。
「敏感なこと誇ろうよ」とか。
英語の発音の仕方も非常に良いと思う。



けいおん!!第8話「進路!」 感想

2010-05-26 02:44:16 | けいおん!&けいおん!!


それぞれの原風景が垣間見れるような「けいおん!!」第8話の感想。



今週は、とっても素朴で、まさしく等身大といった感じの回ですね。
先週のように思いっきり笑わせに来るのも好きですが
今週みたくリアルなタイム感やちょっとした笑いを誘う回も大好きです。
ってか、観ててちょっと懐かしくなりました。
唯がまるで過去の自分を観てるようで・・・(笑)。
あーいうモラトリアム感は個人的にとっても分かりますよ、ええ。
自分もだらしない人間でしたから。
でも、唯はルックスの可愛さがあるからなんとかやっていけそうやね。
しかし最後の部分を観てると、シリーズの終盤に明確な答えを出して来そうな気もするけれど。
そんな感じで今週もつらつらと以下。



今週は回想が多めで、始まりからして回想。
今も十分可愛いけれど
幼稚園児の時の唯は更にぴゅあぴゅあでかわゆいね(笑)。
それでいてこの頃から和に世話焼いてもらってるのか・・・。
亀ってのは作品、っていうか主人公のシンボルだったりするんだろうか。

本遍は、唯が進路調査票をまだ出してない、どこに進むかが決まってない、という事で
みんなの意見を参考にして考えてみることに。
考えてみる、っていうか、ほぼ完璧に真似てるだけですね(笑)。
いくらなんでも澪とかムギとかの大学はすっごいハードル高そう。
にも関わらず優しくレクチャーしてくれるムギちゃん素敵!
古文の覚え方の歌を歌う唯も可愛かったですね。
でも、歌しか覚えてなかったのが唯らしいけど。無駄な能力の一つ!
そんなこんなでグダグダやってたらさわ子先生の呼び出しを食らってしまう唯。・・・と律。
余談ですがこの二人が徒党を組んで笑うシーンはちょっとクレしんに見えなくもなかったり。

さわ子先生の呼び出しで喝を入れられた二人。
まあ、実際はさわ子先生の甘酸っぱい過去話中心でしたけど(笑)。
何だかんだ言いつつその思い人のお陰で今のさわ子先生がある訳で、そういう意味じゃ確かに感謝だね。
微妙に悲しいけれど・・・。頑張れ。
 その頃、部室でもムギの好奇心による(笑)、小さい頃の唯の思い出話に花を咲かせる残りの面々。
どれも唯らしいエピソードの連発でしたが
「タコなし焼き」ってネーミングはちょっと笑ってしまいました。小さい頃から神懸かってるなあ。
 唯と律が帰ってきてから更に思い出話で盛り上がる面々
唯の小学校の時の夢「幼稚園の先生」の作文をきっかけに
今度は澪の過去話へ。

澪の過去は、
これまたとっても初初しいもので、小さい頃は今よりもずっと恥かしがり屋だったんですね、彼女。
今は凛とした印象もありますけど。
当時は友だちもあんまりいなかったみたい。
そんな彼女によくまとわりついてたのが律、という話でしたが
最初からすぐ友だちになった、という訳ではなく、
彼女が賞を取った作文を読むのを嫌がっている時に、それを励まし応援してくれたってのが直接のきっかけだった、
という事らしい。
律の家に行って特訓までしたんですけど、パイナップルの下りはいかにも律らしくていいですね~。
てかこのエピソードすっごい素朴で好き。
原作の時点で好きだったもの。
来た!って感じで。

この話をした後の澪のツンデレっぷり・・・実に見事でした(笑)。


昔話に花を咲かせていた面々、
でもそろそろ真面目に、って事でようやく真剣に進路を考え出す唯。候補としては、
1.お花屋→植物の知識がないとダメ
2.OL→時間が決まってるのは無理(あずにゃん何気に酷えな 笑)
3.バスガイド→車酔いがダメ
4.ウェイトレス→一遍に注文覚えられない
5.菓子職人→自分で食べちゃいそう(正に夢色ですね)
6.ミュージシャン→却下される

最後以外はある意味唯のコスプレ大会でしたね(笑)。
OL姿何気にかわゆい。

その後もクラスメイトに訊いたり、憂に訊いたり、教室で思考回路ショート寸前になったりと
色々悩みぬいた末、
「とにかく
 一生懸命
 頑張ります」と書いてさわ子先生に提出、
当然答えになってないのでそのまま却下、
唯の進路は最後まで決まらずしまいでしたが、何気にさわ子先生も和も唯の事を心配してるのでした。
って事で今週は終了。

今週はいつもとは違って明確なオチが用意されてない話でしたが
進路と言う題材で、日常のタイム感を大事にしたこの作品に於いては
むしろこっちのがリアリティがあって正解なのでは、とか思ったり。
そうそう簡単に答えが出てもあれですしね。
2クールある、との事で今後の成長等に期待です。

そういえば終わり際で唯と和が行きと帰りで二人とも亀のオブジェを触ったのは、何かの暗示だったりするのかな。
なんも関係ないかもしれないけど。




既に8話も放送されてるんですが、
どの話もそれぞれにそれぞれの味があって
毎週違った面白さがあるなあ、って観終えてちょっと思いました。
同じように見えても、若干ベクトルが違うように思えたりとか。
 更に言うと、結構唯が1期よりも主人公然としてきたっていうか
彼女の成長物語って面が如実に出てきた回だったのかな、って今週は特に感じましたかね。
ちょくちょくそういう要素ありますけど。
こりゃ相当の作品になりそうだなあ、って気配が今からしてますけど、
あんま煽りすぎるのもアレなんでこの辺にしておきます。
なんか本当色々しっかりしてて、観ていて気分が良いな。このアニメ。
 最後に、幼少時代のみんな可愛すぎでした! (個人的にはムギのも観てみたい。)