超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

けいおん!!第10話「先生!」 感想

2010-06-09 03:11:21 | けいおん!&けいおん!!



ムギちゃんの夢が叶った今週の「けいおん!!」の感想。



今回はさわ子先生の回ですね。
個人的にはある意味ムギ回だと思ってますけど(笑)。
ただ、単なる先生にスポットを当てた回、って訳でもなく
何となく桜高軽音部の歴史を感じさせる一話だったといいますか、継承って言葉を彷彿させるような
最終的には意外とスケールの大きい話になったような気もしてます。
それでいて今週も空気感がすこぶる良かった。
あの空気感じゃ、最早何やっても面白いんじゃないか、っていう。
これは個人的な感想ですけど、雰囲気の良さならば間違いなく今一番なのでは?
という訳で以下。



ムギちゃんが先生を見かけるところから今回はスタート。
車の中の相手と喧嘩をしてた、との事ですが
後々に部室に集まっているときも電話口で誰かとちょっとした口論になっていて。
日々の激務に疲れきったさわ子先生を皆で癒している時だったんですけども。
 それで、ここ最近のさわ子先生の行動はおかしい!これは、もしかして男が・・・?
という至極短絡的な理由で(笑)みんなで尾行することに。
でも、確かに居てもおかしくないですもんね。
基本美人だし。

って事で尾行開始。
つっても最初からしようとした訳ではなくて、帰り道に偶然見かけて、ってパターンだったんですけどね。
それに対して注意を促すあずにゃん、
でも軽音部の皆ですから、注意したって無駄です。
一番ノリノリのムギちゃんに個人的に爆笑!(笑)。
やっぱムギ可愛いわ。
何気に移動する時、胸が・・・。

尾行の次は張り込み。あんぱんとか用意周到だな~、とか思いつつ
そこで何故か澪についての話へ。
相手がいそう、ってことでしたが
澪は「今は軽音が恋人みたいなもんだから・・・」とごまかしてました。
澪を見つめるムギの目、、、とてもキュートでした(笑)。


んで、先生が待ち合わせしていたのは女の人。
女の人?と思わず深読みするムギ、にツッコミを入れるあずにゃん。
うーむ一応百合設定生きてたのかな?
ここでも相変わらずの暴投を見せてくれます。
 それはともかく、喫茶店に入った先生と女の人を遠くから見守る面々
その様子は確実に不審者だったと思われます。
敢えて指摘をしなかった女の人と喫茶店の従業員マジでいい人(笑)。
しかしさわ子先生、あそこまでなら気付いてもいいんじゃない?
気付かないさわ子先生もまた、面白かったな。
それなのに軽音部のみんなは途中からパフェ大会に突入してましたけどね。
尾行した意味ねえ!(笑)。

ただ、喫茶店を出た後にその待ち合わせ相手の女の人から声を掛けられた面々
気付いてた彼女が自ら関係や事情をバラしてくれました。
というのも唯たちにお願いしたかったんですね。
さわ子先生が友だちの結婚式にバンドとして出てくれるように。
 おでん屋さんで改めて挨拶。
彼女はさわ子先生が高校生時代に組んでいたバンド「DEATH DEVIL」の元メンバー、
そしてその時の軽音部の同期の子が結婚をする、との事で
その2次会で演奏して欲しい、と頼まれまして
でもさわ子先生だけは乗り気ではなくて。
「DEATH DEVIL」は封印したい過去なんですよね、さわ子先生にとっては。
そこをなんとかしてくれないか、と頼まれた面々
余談ですががんもどきにワクワクするムギのパート・・・マジでサンクスです!(笑)。
がんもどきにワクワク出来るって何て素敵なんだろうね。
しかも、気持ちちょっと分かるし。


翌日の教室にて案を出し合うみんな、
授業中に紙切れを渡して意見を交換し合ってた訳なんですけど
結局は大した案は出ず・・・って出してたの澪とムギだけですけどね(笑)。
律のイラストは、まあやりそうだなって感じだったんですけど
唯の「字可愛いね」は流石に斜め上過ぎて笑いました。
天然も天然だなあ。
自ら廊下に立たされる事を望んだムギのファンタジスタっぷりは更に笑ったけれど!
夢が叶って本当に良かったね。ムギちゃん。

まあ、そんなこんなで迎えてしまった当日、
先生の友達が云う「協力」によってなんとか乗り越えよう、という話に
その協力とは、
放課後ティータイムの皆がDEATH DEVILに加わって演奏する事でした。
勿論、ヘビメタの衣装でね。
とはいえ練習もろくたしてないし、そもそもヘビメタなんて唯たちは未経験な訳ですから
上手く弾けるはずもなし
当然グダグダになるDEATH DEVIL。
その様子を見ていたさわ子先生が・・・遂にブチ切れてステージに君臨!
その様子は正にあの頃のさわ子先生そのものでした。
超久々のDEATH DEVILに興奮する2次会の参加者たち、
こうして同期の子の結婚式は無事に終わり、さわ子先生は晴れて「別の一面」デビューをしたのでした(笑)。
先生としてね。
でも、あれはあれで格好良いので、案外引かれる事もなく普通に受けてました。
むしろこれで女子にモテモテになっちゃうんじゃないの。
良いし悪いし。
 しかし青春時代のさわ子先生、DEATH DEVILの回想シーンは流石に素晴らしかったですね。
懐かしさが伝わってきた。
それこそ今の唯たちみたいで、
大げさな言い方をすれば軽音部の伝統は受け継がれていってるんだな、と。
(進路希望調査に「ミュージシャン」って書いて提出するとこも、唯と同じだったんだねえ。)
あの頃のさわ子先生たちみたいに
唯たちもきちんと青春を謳歌してるんだな、と。
何となく、観終わってからそんな事を思いました。
 ただ、放課後ティータイムは別に今のままで良いと思いますけどね。
DEATH DEVILとは方向性が違いますから(笑)。




という訳でさわ子先生回、と見せかけて実は様々な要素が楽しめた回だったと思ってるんですが
それでもやっぱ、最後のさわ子先生の存在感は凄いものでしたね。
鬼とノスタルジックを一遍にかます、という(笑)。
さわ子先生がバンドに熱中してた時代も
それはそれで意義のあるものだったんだなあ、って事がよく伝わって来て
この回もこの回だけの面白さが垣間見れたなと個人的には。
 そして、唯が大人を意識する場面もあったりして
そこも先々週、先週からの地続きな感じで良かったです。
ただ、尾行の時に「お母さん?」って応えてる時点でまだまだ幼いのかなあ、って思いますけどね(笑)。
でもそこを含めて唯の魅力。
唯の成長にも相変わらず期待、なのです。
OGの演奏を観て感じたものもあったみたいだしね。頑張れ頑張れ。


来週は・・・夏回、なのか?
でも、別にムギ回どうのこうのいうつもりはありません。
「夢」と「がんもどき」で個人的に結構満足したし!
それ以外にもおいしいシーンはちょこちょこ。エアキーボードとかもね。
今週もむぎゅうの輝きが眩しかったです。
 ってこれじゃキャラ目当てで見てるみたいだな(笑)。
もちろん、それを抜きにしても面白い回だったと思う。 良い具合にドラマ性があって。
かつそのバランスの取り方も上手かったかと。日常ものとの。





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