いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
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人種差別と女性べっ視。 racial discrimination and a woman slight

2021-02-11 19:58:03 | 日記
 (1)女性べっ視問題では先輩格の米トランプ前大統領ではあるが、4年間の任期を好き勝手にやりとげて何と2期目まで挑もうとしたが、さすがに米国民の審判、判断で敗れて、大統領職にはないが米議会で2度目の弾劾裁判にかけられている。

 (2)現職でない前大統領を弾劾裁判にかけることの意義について争われ、上院では合憲と判断されて審理が継続される。辞めた大統領を弾劾裁判にかけるのは、4年後の再立候補権を阻止しようという民主党の思惑がある。

 トランプ前大統領は昨年11月大統領再選で敗れたとはいえ7400万票の支持を集め、バイデン新大統領と二分する勢力を誇示して根強い支持もある。4年後の大統領選への意欲も示している。

 (3)女性べっ視問題もトランプ前大統領の個人的な資質、性格の問題としてさして(といっていいかどうか)問題にならずに、やはり男性優位社会米国の縮図ではあるが、米国社会にはもっと大きな建国以来の人種差別問題が存在しているから女性べっ視問題もトランプ前大統領ではというあきらめもあるのか、もちろん女性議員の反発、批判は大きいが米議会内での抗議が目立ち、米国社会のうねりにはみえない。

 (4)これは米国政治、社会の問題だが、東京五輪組織委森会長の女性べっ視発言は政治を排除した世界関心の高いスポーツ五輪精神の問題なだけに、そういう女性べっ視先輩格の米国のメディアからも不適切、不適任発信が続く(森会長は本日辞任を表明)。

 一瞬これ(米メディアの批判)には、あれっと思うこともあるが、トランプ前大統領の女性べっ視問題は米国政治、社会の問題だが、森発言は政治を排した世界的イベント五輪の精神の問題として世界共通意識の問題として米国メディアからも強い抗議、批判、非難があがりおさまることがない。

 (5)森会長発言にそういう高い理念、使命、責任がみられないのは、やはり適任でなかったということだ。これを日本主義と書いたが、五輪の精神も米国商業主義に主導権を握られて真夏酷暑の開催など今では米国メディアに支配されており、日本でも東京五輪の経済効果、成功、宣伝が優先される偏向(bias)した組織委森会長の起用、指導だった。

 (6)そういう意味での国、政府、都、社会、風土の問題であり、責任だった。

 

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