いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

マイカと万博。 my number card & EXPO

2024-10-11 20:10:24 | 日記
 (1)日本には政治しかないのかというぐらい紙面を連日飾る、占めるこの頃だが、石破首相誕生でのすぐの解散総選挙ではしかたがないところで各党の選挙公約がそろってきたが、こちらも紙ベースの健康保険証廃止が迫ってきてどうするのか意見の集約、建設的な方針、対策が見えてこない。

 (2)総裁選では石破首相は先延ばしを示唆して、林官房長官も同じ意見を述べていた。一方で閣僚でいえば加藤財務相は以前厚労相を務めていたこともあり予定通り(どうもデジタル化を進めたい河野前デジタル相の一方的な方針)12月健保証廃止、マイカ統一の支持を表明している。

 (3)総選挙が終わればその時の政治の事情がどうなっているのかわからないが、健保証がマイカに統一されるのか判断に迫られるので総選挙で国民に各党の方針、態度を表明すべき重要政策だ。石破首相、林官房長官の政府、官邸の要がマイカ統一に慎重な先延ばし姿勢なのでそうなるのかと思うが、所管の福岡厚労相は既定方針のマイカ統一に強い決意を述べている。選挙の争点だ。

 (4)来年4月には大阪・関西万博が開幕する。グローバル化、情報化、IT、AIの時代で万博(EXPO)の意義があるのか、海外国、地域からの参加辞退が続いて会場建設にも遅れが出ており、不評の主会場の木製回廊ルーフの設置など会場建設費は予定外に増えて国民の関心、興味は低く(世論調査データ、チケット販売低調)、これで日本経済を押し上げる効果があるとは思えない。

 (5)開催時期が来れば国民の関心、興味は少しは上向くとは思えるが、主テーマが空飛ぶ車でいまだに安全性が担保されずに入場者の試乗は中止となり、十倉万博(経団連)会長が「人が入れなくて困るというぐらい盛り上げていきたい」(報道)気持ちがパラドックスとしてカラ回りしそうだ。
 大阪・関西万博会場は埋め立て地の出島であり、南海トラフ地震、津波への安全、避難対策に問題もあり、万博組織だけが浮足立って不安材料だらけといいことがない。

 (6)日銀の年内追加利上げ予測には、石破首相が自らの増税発言による株価暴落などの危惧によるなど環境にないとしてけん制しており、政府は物価高抑制より企業の賃上げに固執して、しかし市場は物価高が賃上げを上回るマイナス成長に帰属している。
  

 
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