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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

フロンティアな生き方

2009-04-10 19:09:24 | 日記
 財津和夫さんは、ああ見えても”博多んもん”ですからね、頑固なんでしょうよ。30数年前にもうすでにオリジナリティをもって自らの音楽と人生を切り開いてきた、今の若者にこそ必要な戦略、行動力のあるフロンティアな生き方してきた人です。
 その財津フリークとして、辛島みどりさん、森口裕子さん、そして沢田知可子さんがいます(今もそうだと思いますが・・、もっとほかにもいるでしょうね)。
沢田知可子さんは、財津さんの音楽はアカペラで歌っても十分耐え得る楽曲ですとお話になっているのを聞いたことがあります。財津メロディを表現したいい言葉でしたね。
 ”会いたい”を初めて聞いたのは、いい天気の昼下がりの車のラジオからでした。”海が見える教室で、ふたり机並べて・・”といい時代のアメリカンポップスを呼び起こすような時空を超えたメロディが飛び込んできて、久しぶりにすごい曲に出会ったこと鮮烈に覚えています。あとで、それが財津さんの作曲だと知りました。財津さんの楽曲には、まるでその場所に主人公として入り込んでいけるように映像が鮮明に浮かぶ感性があります。特性ですね。

 さて、100年に一度とも言われる金融危機の今の時代です。30数年前にすでに自らのオリジナリティで音楽と人生を切り開いてきた財津さんのフロンティアな生き方が今こそ求められています。今の時代に伝えてほしいものです。
 

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メディアの投資と責任(最近のテレビはね・・)

2009-04-10 13:34:31 | 日記
 テレビというのは、最近ではほとんどニュースしか見ない。見ないというか、アナログ・BSもふくめて、随分と放送局もできて番組も新聞の2ページも占める大きさだけど、見たいという番組、ないね。
 まず、企画力がなくなった。フラッシュのつもりでチャンネル回すと、いつか見た過去の映像を繰り返し、また景勝・観光地を紹介し訪ねて、画面のひとだけがなにやらおいしいものとかを不自然に興味ありげに食べている。これをゴールデンタイムといわれる時間帯に長時間やっているから見るほうは大変じゃないのか。イメージとしてこのテーマなら多分あの画面だろうなとか、おいしいのはあなただけなんでしょうよ、という気が付いたらこちらの了見の狭さだけが思い知らされている始末です。ひとつの事例ですが。
 早朝から深夜まで興味を引くことなく連なる番組表を見ていると、放送局が時間を持て余しているのが透けて見える。不特定多数を対象にしたメディアが主義主張を押し付けるのもどうかということでしょうか、番組編成に一本とおったものがないよ。
 米国ではもう随分前から、ニュースしかやらない局(もちろん、日本のメディアにもありますが)とか、メディア(ここではテレビ)が細分化されて特徴があり、編成方針が視聴者の選択欲を満足させている。
 しかし、米国も含めてのこのメディアの貧弱な氾濫を見ると、ついつい、エネルギーの費用対効果についての心配が走るね。

 昨今の景気悪化で、デパートの営業時間、休日の見直しも出てきているように、メディアも放送時間の見直しとせめてゴールデンタイムでのそれぞれの局として筋のとおった番組編成で効果的なメディア価値を示してもらいたいが。予算も苦しいんだろうな。このままだと、もっと苦しむよ。だからこそ、苦しんで考えて、価値のあるもの(番組編成)に投資ですよ。
 メディアというのは、その持つ効果(ちから)からも、もっと社会に対してそれに合わせただけのソースを提供する責任を感じているはずじゃないのか。
 メディアは、表現に価値を与えよ。相応の投資をしてね。

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