まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

ガンジス川の沐浴

2010-01-09 | 日常
 朝 まだ暗いうちにホテルを出て

ガンジス川の日の出と沐浴の見学に行く。

お釈迦様が初めて沐浴された川である。

ボートに乗り川側から 昨晩プジャが行われていた階段側を眺めるのである。

ボートが動き始めると何処からともなく小さなボートが近寄ってきて

昨晩10ドル、5ドルと言っていたマリーゴールドの花のお皿を10ルピーだと言う。

今回はちゃんと10ルピーを払い ろうそくに火を付けて 旅の無事を祈りガンジス川に流した。

10ルピーは日本円にして20円 昨晩の売り子のふっかけ様に改めて驚く次第である。

日が昇り始めるころ 女性はサリーのまま、男性はパンツ1つかそれに近い恰好で沐浴をする。

ガンジス川の沐浴は罪や汚れを洗い清める聖なる川であるから

この川での沐浴はヒンドゥー教徒には特に意味深いものがあり、あこがれの川でもある。

道端には その聖なる水を この地まで来られない人のため持ち帰るための 

ポリタンクや小さな銀の壺などを売っている店もある。

沐浴する姿は異教徒であっても 何とも神聖に感じられる光景である。