リッスン・トゥ・ハー

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my sunrise/坩堝の電圧/くるり

2014-03-21 | 若者的図鑑

太陽みたいに、温かい歌です。温かいといっても局所的な温かさでなく、全体がほんわりと温かい、春かな、この陽気は春の訪れなのかな、とふと空を見上げ、吹いている風の匂い、微かな音を感じている。ほら、もぐらが土を掘り進み、冬眠している動物を見つけて起こす寸劇がいまにはじまることでしょうよ。

あくまでも軽やかに、けれど確かな存在感を感じるメロディにのせて、おしとやかに歌います。誰にも春はやってくるよ、分け隔てなくね。春が来たら踊ればいい。リズムにあわせて踊り出せばいい。簡単だ。そこにルールなんてないし、手足を動かせばいい、手をつなぎ引けばいい。それがステップになり、躍りは続くだろう。

歌詞の意味なんて考えなくていいんです。ほんとは踊ればそれでいい。そんな音楽は偉大です。実に偉大です。その可能性を感じる歌がありがす。

もぐらはやがて地上に現れ、そのまぶしさに思わずさけぶでしょう、マイサンシャイン!お前はいつから、この世界をてらしているのか。知らない。知りたくもない。


彼女はくるりのこと知っているぜ。

2014-03-21 | 若者的図鑑

この際全曲書くためのメモ


10thアルバム

坩堝の電圧(るつぼのぼるつ)

white out (heavy metal)

chili pepper japon�s

everybody feels the same

taurus

pluto

crab, reactor, future

dog

soma

o.A.o

10 argentina

11 falling

12 dancing shoes

13 china dress

14 my sunrise

15 bumblebee

16 jumbo

17 沈丁花

18 のぞみ1号

19 glory days


ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER 2

奇跡

旅の途中

さよならリグレット

キャメル

シャツを洗えば / くるりとユーミン

かごの中のジョニー

恋人の時計

ブレーメン

三日月

10 最終列車

11 魔法のじゅうたん

12 ジュビリー

13 言葉はさんかく こころは四角

14 鹿児島おはら節

 

まほろ駅前多田便利軒(オリジナル・サウンドトラック)

 

9th アルバム
言葉にならない、笑顔を見せてくれよ
1 無題
2 さよならアメリカ
3 東京レレレのレ
4 目玉のおやじ
5 温泉
6 魔法のじゅうたん
7 シャツを洗えば
8 コンバット・ダンス
9 FIRE
10 犬とベイビー
11 石、転がっといたらええやん 
12 番茶

カップリングベスト
僕の住んでいた街
DISC1
1 東京レレレのレ
2 尼崎の魚
3 ラブソング
4 りんご飴
5 ハロースワロー
6 サンデーモーニング
7 ガロン
8 台風
9 ギター
10 サマースナイパー
11 ノッチ5555
12 青写真
13 イメージファイト
14 Revolver 
15 Ricochet 
16 踊りませんか次の駅まで
17 ハローグッバイ

DISC2
1 地下鉄
2 すけべな女の子
3 さよなら春の日
4 真夏の雨
5 帰り道
6 真昼の人魚
7 The Veranda
8 ヘイ!マイマイ!!
9 ベーコン&エッグ
10 WIEN5 
11 BLUE NAKED BLUE 
12 京都の大学生
13 pray 
14 かごの中のジョニー
15 夢の中
16 丸顔
17 かもめはかもめ

くるりトリビュートアルバム
くるり鶏びゅ~と

8th アルバム
魂のゆくえ
1.LV45
2.愉快なピーナッツ
3.太陽のブルース
4.夜汽車
5.リルレロ
6.つらいことばかり
7.さよならリグレット
8.かごの中のジョニー
9.Natsuno
10.デルタ
11.魂のゆくえ
12.ベベブ
13.背骨
<BONUS TRACK>
14.三日月

ライブベストアルバム
Philharmonic or die
Disc1@パシフィコ横浜
1. ハイリゲンシュタッド
2. ブレーメン
3. GUILTY
4. 恋人の時計
5. コンチネンタル
6. 春風
7. さよなら春の日
8. 惑星づくり
9. ARMY  
10. アナーキー・イン・ザ・ムジーク
11. WORLD'S END SUPERNOVA  
12. ジュビリー

Disc2@磔磔
1. 夜行列車と烏瓜
2. 青い空
3. すけべな女の子
4. 帰り道
5. ハイウェイ
6. アナーキー・イン・ザ・ムジーク
7. ばらの花
8. 宿はなし
9. 東京
10. モノノケ姫


7th アルバム
ワルツを踊れ Tanz Walzer
1. ハイリゲンシュタッド HEILIGENSTADT 
2. ブレーメン BREMEN
3. ジュビリー JUBILEE 
4. ミリオン・バブルズ・イン・マイ・マインド MILLION BUBBLES IN MY MIND
5. アナーキー・イン・ザ・ムジーク  ANARCHY IN THE MUSIK 
6. レンヴェーグ・ワルツ RENNWEG WALTZ
7. 恋人の時計 CLOCK 
8. ハム食べたい SCHINKEN 
9. スラヴ SLAV 
10. コンチネンタル CONTINENTAL 
11. スロウダンス SLOWDANCE 
12. ハヴェルカ CAFE´ HAWELKA
13. 言葉はさんかく こころは四角 TRIANGLE
<BONUS TRACK>
14. ブルー・ラヴァー・ブルー BLUE LOVER BLUE

ベストアルバム
ベスト オブ くるり / TOWER OF
<DISC1>

1.ワンダーフォーゲル
2.ばらの花
3.
4.ワールズエンド・スーパーノヴァ
5.Thank You My Girl
6.Baby I Love You
7.ハローグッバイ
8.春風 <Alternative>
9.ナイトライダー <QURULI ver.>
10.リバー
11.ハイウェイ
12.飴色の部屋
13.赤い電車 <ver.金沢文庫>

<DISC2>

1.水中モーター <Jam Remix>
2.ロックンロール
3.東京
4.青い空
5.リボルバー
6.男の子と女の子
7.Birthday
8.Superstar
9. 尼崎の魚
10.
11.サンデーモーニング
12.家出娘(初CD化)
13.How To Go

*初回限定盤

1.怒りのぶるうす
 (未発表/「アンテナ」レコーディング時グラスゴーにて録音)
2.Giant Fish
 (未発表/1998年デビュー前デモレコーディング音源)
3.さっきの女の子
 (未発表/「NIKKI」レコーディング時アメリカにて録音)
4.人間通(にんげんつう)
 (未発表/「TEAM ROCK」レコーディング時上尾にて録音)

6th アルバム
NIKKI
1. Bus To Finsbury
2. Baby I Love You
3. Superstar(Album Edit)
4. 雨上がり
5. Tonight Is The Night
6. Birthday
7. お祭りわっしょい
8. 冬の亡霊
9. 赤い電車
10. Long Tall Sally
11. 虹色の天使
12. Ring Ring Ring!
13.(It's Only) R'n R Workshop!


5th アルバム
アンテナ
1.グッドモーニング
2.Morning Paper
3.Race
4.ロックンロール
5.Hometown
6.花火
7.黒い扉
8.花の水鉄砲
9.バンドワゴン
10.How To Go

Original Sound Track
オリジナルサウンドトラック ジョゼと虎と魚たち
1.ジョゼのテーマ
2.乳母車
3.別れ
4.サガン
5.飴色の部屋
6.ドライブ
7.ジョゼのテーマII
8.恒夫とジョゼ
9.ハイウェイ

4th アルバム
THE WORLD IS MINE
1.GUILTY          
2.静かの海  
3.GO BACK TO CHINA  
4.WORLD'S END SUPERNOVA  
5.BUTTERSAND / PIANORGAN  
6.アマデウス  
7.ARMY  
8.MIND THE GAP  
9.水中モーター
10.男の子と女の子  
11.THANK YOU MY GIRL  
12.砂の星  
13.PEARL RIVER  

3rd アルバム
TEAM ROCK
1.TEAM ROCK1
2.ワンダーフォーゲル
3.LV30
4.愛なき世界
5.C'mon C'mon ・
6.カレーの歌
7.永遠
8.トレイン・ロック・フェステバル
9.ばらの花
10.迷路ゲーム
11.リバー

2nd アルバム
図鑑
1.イントロ
2.マーチ
3.青い空<アルバムmix>
4.ミレニアム
5 惑星づくり
6.窓
7.チアノーゼ
8.ピアノガール
9.ABULA
10.屏風浦
11.
12.ロシアのルーレット
13.ホームラン
14.ガロン<ガロ~ンmix>1
15.宿はなし

1st アルバム
さよならストレンジャー
1.ランチ
2.
3.オールドタイマー
4.さよならストレンジャー
5.ハワイ・サーティーン
6.東京
7.トランスファー
8.葡萄園
9.7月の夜
10.りんご飴
11.傘
12.ブルース

2nd アルバム(インディー)
ファンデリア
1.Interlude
2.モノノケ姫
3.Old-fashioned
4.続きのない夢の中
5.雨
6.Supper
7.坂道
8.Yes mom I'm so lonely

1st アルバム(インディー)
もしもし
1000枚限定リリースのため完売
1.東京
2.虹
3.夜行列車と烏瓜
4.恋するクラゲ
5.スプラッシュ
6.蒼い涙


o.A.o/坩堝の電圧/くるり

2014-03-19 | 若者的図鑑

曲にメッセージをこめてはいけない。

元来、歌は気持ちを伝えるためのひとつの方法だったわけです。時はたち、さまざまな歌が湧いては消えていった。ほとんどの形体は出尽くしたのではないかな。すでに、模倣を繰り返してしのぐ段階にあるのかもしれませんね。偉大な音楽家たちは試行錯誤し、作り上げてきた。歌に込められた思いは深い、広い、この広がりを止めようとせずに、広がるままにまかせている。

いつからか、解釈するようになる。聞き手の存在感が増したのです。わがままな聞き手によって都合よく解釈された歌は、独り歩きするようになる。それが社会にとっていいことなのか、悪いことなのか、わかりません。歌にとっていいことなのか悪いことなのか、やはりわかりません。けれども私は思うのです。自由であれ、その可能性を狭めてはいけない、もっと高く、届かないところへ。

何が言いたいのかわかりません。おおよそのことばは尽きました。残るメロディに耳をすまして、背筋をのばしてみる。


青写真/僕の住んでいた街/くるり

2014-03-15 | 若者的図鑑

青写真って?

言葉の意味すら知らない世代も出てきています。今やあんまりつかいませんよね。あえてこその青写真です。というても10年ほど前の曲なんで、当時はまだ今ほど褪せてないか。風向きは変わったんだよ、と歌いだす。濃い目のエフェクトがかけられたボーカルはどこか遠くで囁いているよう。耳に残るフレーズ、連発で攻めてきます。こちら防戦一方、やや劣勢である。
時代もかわる。確実な転換期に差し掛かる僕らです。懐かしさや、照れ臭さが一度に押し寄せてきて息もできない。いいたいんだけど、どうせ結果はわかってるし、言わないでおこうと決めたあの思い出がぽろぽろ落ちてきていかん。積もった雪は溶けてしまう。溶かしてしまう。溶かしてみせよホトトギス。

会いに行こうと思うよ、宿題を終わらせたら。声を張り上げて歌うよりも何倍もエモーションに感じるのはわたしだけでしょうか?詩で表現し、淡々と歌うつう、魔法の方法。いや当たり前の歌がここに継承されている。


地下鉄/僕の住んでいた街/くるり

2014-03-11 | 若者的図鑑

耳に残るギターからはいってファルセット。

地下鉄の階段~、からの緊迫感が胸に残る。岸田さんの頼りなげさ声が情緒をたかめていきます。ここが一番の聞かせどころです。こきざみなリズム、ぐるぐる回りながら上っていく、螺旋階段は果てなく続いているようで、疲れても立ち止まれない。無力感です。

そして例のギターリフが鳴り出してもう、切なさはピークを迎えるという寸法。なんだか涙が垂れてきそうだ。垂れ流しにしておけばいいじゃない。涙はアスファルトを濡らし、すぐに乾くでしょう、空気中にある水分と混ざって上っていくでしょう。人はそれを浄化と言います。圧倒的その他大勢と混ざったらあとは飲めや歌えやの宴会です。気をつけてください。酔いにまかせて乱暴を働く輩がいます。軽くいなしてください。

いやこれいったん耳についたら、なかなか離れないんで心して聞くべし。


Thank You My Girl/くるり

2014-03-09 | 若者的図鑑

サンデーモーニングのアンサーソング。

なわけないか。これまた、はずかしげもなく、サンキューマイガールときたか。まいったね、まるでまいったね、見えるのは凱旋門かパリジェンヌかっつうてるのに、これじゃ格好つかないな。

わりとひねりないな。詞もメロディも、アレンジもなにもかもがスタンダードなロックとして、そこに存在している。アルバムの中にいると目立つ。名盤ザワールドイズマインの真ん中辺、メロディもアレンジも真ん中ときたい。じゃあいいか、この歌をちいさく口ずさめば鳴り出すだろう、軽快なリズム、ああ、人生はまだはじまったばかりで、可能性は無限に広がるんだろう。捕まえられるかな、君に捕まえられたら教えてやろう。

あとから追ってくるコーラスが、囃し立ててくるように、心のもやもやが高まる。何かしたいけれど、なにもできない焦燥感に燃やし尽くされそうで怖い。誰もが一時期、抱くような、自意識の化け物が四方を囲んでいて身動きがとれん。そういう気分だった。


サンデーモーニング/僕の住んでいた街/くるり

2014-03-02 | 若者的図鑑

はじめの一歩。

初期くるり、というよりもバンドの初期といった楽曲です。荒々しくもエモーショナルな叫びです。サンデーモーニングディアマイフレンドです。日曜日の朝のおお、我が心の友よ、ってか。バカにされても仕方ありません。ドンウォリーマイフレンドとかわりません。若気の至り、答えはつまり、ちょっとピンぼけの彼女がキュート。悪い意味ではありませんが、安易で稚拙。だからこその勢い。それを意識しているかどうかでずいぶん違うわけですが、そうはいってもマイフレンド。おまえがそう言うなら俺はいったん引くよ、大人しく引いておこうと思うよ、思う存分叫ぶが良いさ。

メロディもまた、初期。最初に作るべき展開。くるりのことです、ちょっと、やってみよか、と組み立てたんでしょう。その辺の狙いが実にキュート。また、ひねくれを残しているところ、なかなかあざとい。その狙い目は悪くありませんわよ、おほほほほ。さあ、二ノ宮、ぼやぼやしてないで絨毯を引きなさい、舞踏会に参りますわよ。

お嬢様は行ってしまった。


chili pepper japon�s/坩堝の電圧/くるり

2014-03-02 | 若者的図鑑

企画ものAV。

おそらくのりのりで撮影したのであろうPVのクオリティを味わいながら、うどんに一味唐辛子をぶっぱなし、掻きこめ!このやろーがい!おいら、生粋の江戸っ子でい。

ほとんど意味をなさない歌を早口で歌い、足がもつれそうなテンポは、なにかから逃げているかのよう。巧いふざけ具合で、アルバムを、というか、くるりというアーチスト自体を彩ります。せーの、ではじめてかくかくさせながら、雪崩れ込むようにこの行列は通り過ぎました。にわかファンよおおいに畏れるがいい、これが京都のくるりじゃい!

忘れた頃にぴりりとやって来た山椒の刺激がほしいんです。忘れられないんです。だからまた電話をかけてしまい、ずるずるややこしくなるパターン。