「どうもフッジーナです」
「誰ですか?」
「ユッキーナ×フジモン=フッジーナです」
「ふたり?」
「ふたりではありません、ふたりが合わさったフッジーナです」
「ふうん、で、なんなの?」
「お祝い金をもらいにきました」
「なんで、身も知らない君にわたしがなんでお祝い金をあげないといけないの?」
「めでたいからです」
「なにが?」
「結婚するからです」
「誰が?」
「ユッキーナとフジモンがです」
「それでフッジーナと何の関係があるのよ」
「合わさったのがわたしです」
「どっちにも似てないけど」
「全く別の顔が生まれたからです」
「そうだとしても、なんでお祝い金が発生するの?」
「めでたいからです」
「いや、さっき聞いたけど、わたしユッキーナもフジモンも知り合いじゃないから」
「国民的カップルの結婚ですよ」
「だいたいさ、お祝い金て強要するもんじゃないでしょ」
「困っています」
「何?」
「お金に困っています」
「それで、なんでわたしがお金出すの?」
「いけませんか?」
「いけませんね」
「どうしてもですか?」
「どうしてもだね」
「じゃあ、仕方ない、こんな手は使いたくなかったが」
「何?その大きな鎌は何?大きく振り上げて何?」
「許せ、なもなき通行人よ」
「振り下ろして何?首をかっ切って何?いったいなんなの?」
「時分が首を切られたことにも気付いていないのか」
「それで終わったと思ったかフッジーナよ」
「ほざけ」
「ぐはははははっははははっはは」
「通行人の首から身体が生えて、首から下からも首が生えてきて、通行人が二人になった!」
「うへへへへへ、わたしは不死身よ」
「なんなんだ、この!この!この!これでどうだ、8つにしてやったぞ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」
「ひやあ、どんどん増えていく!」
「さあ、どうやっておしおきしてやろうかな」
「ごめんなさい、お祝い金ならいりませんから許してください」
「ぐへへへへっへへへへっへへへ、決めた」
「何をですか?」
「こちょばしの刑で」
「こちょばしの刑?」
「8人でこちょこちょするの」
「やめてください、もういらないって言ってるじゃないですか」
「開始ー!」
「いやだー!」
「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ」
「あはははっはははっははっはははっはははっは」
「どうだまいったか」
「まいったまいった」
「じゃあ」
「え?お金?」
「あげるよ」
「なんで?」
「お祝い金よ、めでたいもん」
「通行人って金持ちなの?」
「もってるもってる」
「そっかあ」
「だから、気にせず」
「じゃあ気にしませんよ」
「では」
「ああ通行人8人が横並びで去っていく」
「お幸せに」
「あいよ」
「誰ですか?」
「ユッキーナ×フジモン=フッジーナです」
「ふたり?」
「ふたりではありません、ふたりが合わさったフッジーナです」
「ふうん、で、なんなの?」
「お祝い金をもらいにきました」
「なんで、身も知らない君にわたしがなんでお祝い金をあげないといけないの?」
「めでたいからです」
「なにが?」
「結婚するからです」
「誰が?」
「ユッキーナとフジモンがです」
「それでフッジーナと何の関係があるのよ」
「合わさったのがわたしです」
「どっちにも似てないけど」
「全く別の顔が生まれたからです」
「そうだとしても、なんでお祝い金が発生するの?」
「めでたいからです」
「いや、さっき聞いたけど、わたしユッキーナもフジモンも知り合いじゃないから」
「国民的カップルの結婚ですよ」
「だいたいさ、お祝い金て強要するもんじゃないでしょ」
「困っています」
「何?」
「お金に困っています」
「それで、なんでわたしがお金出すの?」
「いけませんか?」
「いけませんね」
「どうしてもですか?」
「どうしてもだね」
「じゃあ、仕方ない、こんな手は使いたくなかったが」
「何?その大きな鎌は何?大きく振り上げて何?」
「許せ、なもなき通行人よ」
「振り下ろして何?首をかっ切って何?いったいなんなの?」
「時分が首を切られたことにも気付いていないのか」
「それで終わったと思ったかフッジーナよ」
「ほざけ」
「ぐはははははっははははっはは」
「通行人の首から身体が生えて、首から下からも首が生えてきて、通行人が二人になった!」
「うへへへへへ、わたしは不死身よ」
「なんなんだ、この!この!この!これでどうだ、8つにしてやったぞ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」
「ひやあ、どんどん増えていく!」
「さあ、どうやっておしおきしてやろうかな」
「ごめんなさい、お祝い金ならいりませんから許してください」
「ぐへへへへっへへへへっへへへ、決めた」
「何をですか?」
「こちょばしの刑で」
「こちょばしの刑?」
「8人でこちょこちょするの」
「やめてください、もういらないって言ってるじゃないですか」
「開始ー!」
「いやだー!」
「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ」
「あはははっはははっははっはははっはははっは」
「どうだまいったか」
「まいったまいった」
「じゃあ」
「え?お金?」
「あげるよ」
「なんで?」
「お祝い金よ、めでたいもん」
「通行人って金持ちなの?」
「もってるもってる」
「そっかあ」
「だから、気にせず」
「じゃあ気にしませんよ」
「では」
「ああ通行人8人が横並びで去っていく」
「お幸せに」
「あいよ」