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感じのいい曲が好物な乙女の心捉えて離さないキラーチューン。NY乙女首ったけ。というわけでiPodのCMで流れてました。いやアイフォンでしたっけ?まあどっちでもよろしい。岸田さんボーカリストとして華が出てきましたね、良くも悪くも。個性のない声、平凡な声というのが武器のひとつなのですが、それは同時にくるりの華のなさを象徴していたのです。今も、ボーカルひとつで勝負できるほどのボーカル力というのはきっとありませんが、この曲を歌うとき、このフレーズを口にする時、心の様々な部分を根こそぎ奪い取っていくねばっこさがありました。とても聴き易い、胎教として流していてもきっとモーツァルトと同じような効果があるんではないでしょうか。そして多くの人の耳に残り易い音楽となりました。どんどん次元を超えていく、おそらくもっと上に上っていくのでしょう。どことなく誇らしくもあるし、それがまあほんの少し寂しい。
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