リッスン・トゥ・ハー

春子の日記はこちら

雨上がり/NIKKI/くるり

2010-08-08 | 若者的図鑑


雨上がり、初めて聞いたその日から、きらいでした。
改めて聞きますと、悪くない。どころかいい曲じゃない。
十分だよ。素敵な詩だし、いや素敵って訳じゃないか、メルヘンか、メルヘンといえるのかな。乙女チックです。ずいぶん想像して書いたのだろうな、と考えてしまいます。想像しなければなりもかけないよ。誰も、誰だって想像して物語や叙景を創り出すんだ。創り出した世界を味わうんですよ。

またシンプルなメロディです。抑揚がない。サビってなんだろうと模索がはじまってしまいます。いったんはじまったらいけない。答えを見つけるまでやめてはいけない。つまり四六時中サビ探し。新聞の広告欄も見た。プラットホームの向こう側も見た。空も見た。どこにもいない。

のこさない技術ですね。食べ残しは罪ですから、それをしないように細心の注意を払って。
すっきりしている、それぐらいの思い切りが必要なのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿