リッスン・トゥ・ハー

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君、ピアスにでもなりませんか?

2009-03-23 | 若者的詩作
ふつかぶりの太陽浴びて
どこかにいこうと思いました
お腹へってるし、冷蔵庫開けて
しなびているリンゴを取り出しました
かじるのもためらわれるほどのリンゴだったため
皮を剥いた念入りに剥いた
風が吹いた、音が聞こえた揺れる木の葉の方を見ていた
君のピアスが転がり落ちた
やがてとまったピアスが光っていた
日曜日のこと

雨乞いの市場

2009-03-20 | 若者的詩作
ハングル文字の新聞紙が舞う
裸足で追いかけ
突き刺さる石血潮に染まる
鼓動は早く
市場は知らん顔して踊る

雨が降るまで僕たちは
雨が降るまでこの場所で
歌を歌いましょう

勇気はないし、傘もないし
朝はこないし
流してくれよ、僕の血潮を

雨が降るまで僕たちは
雨が降るまでこの場所で
明日明後日明々後日
歌を歌いましょう