リッスン・トゥ・ハー

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シャツを洗えば/言葉にならない、笑顔を見せてくれよ/くるり

2010-10-16 | 若者的図鑑
痛快活劇。

ユーミンはどこまでもユーミンでした。

いい意味でも、悪い意味でも、全然色あせずにユーミンさん。どのパートも歌いだせばすなわちすべてを食ってしまう存在感。
デュエットはよほど、癖の強い歌い手さんでないと成立しないのではないかと思ってしまいます。

ユーミンさんと言う個性ボーカル故に、アルバムの中にあり、異質感を醸しているんですが、山椒としてぴりりとうどんの味を引き立てていると思えば、とても有効な1曲。魔法のじゅうたんのあとにあってその違和感を消してくれるのかもしれません。

しかしまあ、痛快痛快。愉快、風に吹かれながら、太陽を浴びるシャツの気持ちになりました。
ランドリーマシーンにはいって、早く嫌なことは忘れてしまおう。

からからに乾いて、お日様の匂いを存分に漂わせることの幸福感。もっと、もっと、わたしの匂いを嗅いでくれ。ああ。


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