犬とベイビー／言葉にならない、笑顔を見せてくれよ／くるり

かすれ気味の声、ロックンロールやねえ。

よく意味はわかりませんが、こいつは犬なんですね。わたしの犬、つまり自由にもてあそんでもいいのです。
さあ、もてあそびますよ。まず犬ですから、首輪などをつけておきます。
鎖でつなぎます。そして、いいというまでおすわりです。おすわりで待て、状態、なにもしません。
どんなに物欲しそうにしていても我慢です。その我慢が快楽に変化するその瞬間に立ち会うのです。

あら、なんでよわたしの犬、つかれ果ててる。

そうじゃないの、そういうのがしたかったんじゃないんだ、へえ、案外、まともなんだあ、へえ。

どうしょうもないどうしょうもないどうしょうもない。

なんとなく毎日は流れていくのです。時間は待ってくれません。真理です。
どうやったって待ってくれないし、いいのです、流れるままにまかしておけばいいとわたしは思います。

サビのギター、わかりやすいロックンロールアレンジですが、シンプルで効果的ですね。
わたしはサビでの盛り上がる曲を本能的に愛しますので、こういうわかりやすい形がたまにすごく心にひっかかります。頭に残ります。