リッスン・トゥ・ハー

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Morning Paper/アンテナ

2007-10-06 | 若者的図鑑
くるりお得意かな。突然曲調ががらっとかえる。

「ペーパー侍」というフレーズはあざとくてしかし印象的。

詩を書くときに韻を意識してます岸田さん。
もうそれだけで成立させているようなふしがあります。
そういう曲があってもいい。むしろないと寂しい。意味などなくとも、
そういう深い狙いがないほうがよけいに何かにシンクロしてしまうものです。

「冬の泉越える歪み/悲しくなればいい/その右手その左手を上げろ」
のせて歌うとぐっとくる。なんかぐっとくるんだ。

最後のギターソロ、たっしんさんでしょうか、哀愁漂います。今、こっこサポートメンバーにいますよね?
そういうひとつのフレーズが曲をいっぺんで変えてしまう。
たくさんあると深みが増す。

アンテナはそういうのがちりばめてある通好みのアルバムなんです。


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