リッスン・トゥ・ハー

春子の日記はこちら

こんな夢を見た070630

2007-06-30 | 若者的白夢
こんな夢を見た。右腕がひどく痛い。あまりに痛いので、それをかばう様に生活しなければならない。かばっているうちに左腕までも痛くなり、私の両腕は痛みのために使い物にならなくなり、仕方なく足を使うようになり、使っているうちにやはり足も痛くなり、私は動けなくなる。声が出なくなる。目が開かなくなる。口が開かなくなる。意識が薄れていく。かすかな、わずかに残る意識の中で私は感じた、私はお地蔵さまになっており、私の前にこしあんのべっとり塗られた団子が置いてある。私はその団子が食べたくて仕方ないのだけど、何も動かないから仕方ない。そのうち、烏が降りてきて、団子を食い、私に向かってカアと鳴いた。目覚め。

こんな夢を見た070629

2007-06-29 | 若者的白夢
こんな夢を見た。電車事故に遭う。私は生き残り、さまざまな検証現場に立ち会わされる。最初は協力的だったが、いかにも、その運輸会社はずさんでどうしようもない、という世の中の風潮に嫌気がさす。単純に傾いてしまうお前らはなんなのだ、ということを同じく生き残った男の子に話そうと思う。目覚め。

こんな夢を見た070627

2007-06-28 | 若者的白夢
こんな夢を見た。虐待を受けている少女。親が、保護するものがいないため、ひどく汚い。頭も数年洗っていないようで、よく見ると、少女の頭皮にうじが這っている。うじは、頭の中にめり込んでみるみる太く長くなる。哀れ、ひどく気持ちの悪い、目覚め。

愛らしさ9倍 京阪三条

2007-06-28 | リッスン・トゥ・ハー
うぽぽ、といいながら男が通り過ぎる。うぽぽぽ。わたしはふいにそいつの後頭部を殴りたくてたまらない。そして、その欲求に忠実な格好で、殴り倒す。殴り倒す際、勢いを思い切りつけたものでロングスカートはふんわりと浮き上がって、ブルーの下着は後ろの男子中学生軍団に見えたかもしれぬけれどかまうものですか。うぽぷおーと倒れる。首を折るつもりで殴ったので当然。はは、と低く笑い私は天に向けて、拳突き上げて、せいっ!

殺人者たちと対話しない

2007-06-25 | リッスン・トゥ・ハー
まず水責めだ。とアッバスは言ったあとでうひひ、と笑った。それから丸太で殴ってやれ。対話の必要はない、全く無い。丸太で、肉がえぐれるまで殴ってやり、その傷に焼き鏝を当てて、からしを塗れ。うひひ。それからそれからね、ぼくね、燃やしたいの、燃やして、消火して、燃やすの、それを繰り返すのいいでしょ、と乞う様な口調に涎が垂れる。彼は眠っていて、とても幸福な夢を見ているのだろう、と私は想像している。

この男 銀座ティアラ強盗

2007-06-25 | リッスン・トゥ・ハー
こいつが2億のティアラを盗んでいった男だという。ビデオに映っていた男は眼鏡がキラリ☆。髪はぼさぼさで、髭がある。オルタナティブロックバンドのフロントマンのようである。いや、渋くベースでも弾いているかのような陰で支えるタイプのようである。男はにゅんと動いて店内に入る、まったく不自然なところはない。その数分後に同じ顔して店内から出てくる男は確かに、こちらに向かって、つまりカメラに向かって、にあと笑いかけ、Vサインをした。うなり声が聞こえる。担当刑事や被害店の関係者が怒りを必死で抑えているのだ。私はそれにあわせるようにさも厄介なことが起こったものだ、というように腕を組み、難しい顔であさってを見た。この部屋にいる皆が、追い求めているティアラは私の家の冷蔵庫の中にあり、鮭や、マヨネーズと一緒に冷やされている。

こんな夢を見た070625

2007-06-24 | 若者的白夢
こんな夢を見た。眠っている。乳首のとこを衣服の上から触られる感じが止まず、なんだなんだと思いながらも、体は動かせない。金縛りというやつか、これが。すけべえな金縛りだ。苦しい。むうと唸る。そのうちほんの少し気持ち良くなってくる、ちくしょ!と精一杯の力を持って起き上がる、目覚め。

ブルータス、日陰であればよい

2007-06-24 | リッスン・トゥ・ハー
太い幹に耳を当てる感覚も遠く、切ったばかりの髪が頬に触れるたびにその弾力で私のほうが押し出されそうになり、だからもっと強く抱きしめなければならない。いいか、いや、よくない。よくない。太陽は高く、まず葉に届く、肉厚な緑色の葉に注ぐ。葉は緑色の部分を跳ね返し、その下の空間に太陽光線が落ちようとするのを遮る。まだだ。蟻が這い上がってくるのを払いのける勇気はまだない。