トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ウラベニガサ

2013-09-15 | キノコ


春から秋にかけて広葉樹林の朽木に見られるキノコでウラベニガサ
食べられるが土臭い匂いがして美味しくはないそうだ

菌の種類は腐生菌
腐生菌は落ち葉や倒木を分解する菌で割合幅広い樹木をパートナーにしている

キノコのウンチク
葉緑素を持た無いので自分で養分を作れないで 他者から栄養を吸収して生きている
このことから動物でも植物でもない「菌類」に分類されている
栄養を吸収するのは菌糸体と呼ばれるもので 土や落ち葉の下に広がっている白い綿の様なもの
この菌糸体がキノコの本体
条件が整うとキノコを地上に表わして胞子を作って散布する
つまりキノコは菌糸体の生殖器官で 植物に例えれば「花」にあたる
キノコは専門用語で「子実体(しじったい)」という
「子(胞子)を実らせる体」と言う意味

菌糸体はあるがキノコを作らないのは「カビ」という
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ネコノチチ

2013-09-14 | 樹木 草花


この木自体はあまり変わり映えのしない木に見えるが名前が面白い
ネコノチチ(猫の乳)という
果実を猫の乳首に見立てての名前 ちょっと似てるかなー
果実は黄色から赤になり黒く熟す

クロウメモドキ科の落葉小高木 6mほどの大きさだった
花は5月頃に3mmほどの小さい黄緑色で5~6個集まって咲くが目立たない
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コンニャクの葉

2013-09-13 | 樹木 草花


コンニャクは良く食べるがその葉をみた
鳥足状にクネクネと連なって面白い形をしている

コンニャクはサトイモ科の植物 地下茎がコンニャクイモ
ブリブリして水溶性を持たないし 繊維質が多く消化されにくいので低カロリー食品

コンニャクを食べるのは日本の他中国 韓国 ミャンマー
群馬 栃木 茨城など北関東が生産地
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アカスジカメムシとアカスジキンカメムシ

2013-09-12 | 虫類


赤と黒のストライプ模様の素敵なアカスジカメムシ
赤と黒の目立つ色のカメムシは臭い物質を出さないので臭くない

セリ科の植物の花に良く集まり花穂や種子から汁を吸う
ニンジンの害虫でもある
大きさは10mmほど



こちらはご存じのアカスジキンカメムシ
光沢のある金緑色に赤色の筋が入る綺麗なカメムシで「歩く宝石」とまで言われている

多くの落葉広葉樹 常緑広葉樹 針葉樹に居る
実態はよく分かっていないがスギやヒノキの球果に害を与えているのではないかと言われている
大きさは20mm
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キオビツチバチ

2013-09-11 | 虫類


キオビツチバチが葉の上に居た
大きさは2cmくらい
触角が立派で黄色い帯が有るのはオスということなのでこの個体はオスらしい
メスは黄色の帯にならず 黄色の斑が2個目玉のようになっている

食べ物はもちろん花の蜜 色々な花に来る

幼虫の食べ物はコガネムシ類の幼虫
メスは交尾が終わると土中の潜ってコガネムシ類の幼虫を捜し 毒針で刺し麻酔をかけてから卵を産み付ける

攻撃性はなく捕まえたりしなければ刺すことは無い 
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ソリハシシギ

2013-09-10 | 野鳥


嘴が反っているのでソリハシシギと分かり易い

大きさ23cmの旅鳥で全国の干潟や海に近い水田に渡来する
春よりも秋の方が渡来数は多い

小群れで歩き回りながらゴカイや甲殻類を捕える
嘴を泥に差し込んだり 表面を啄ばんだり 水中で左右に振ったりと採餌法は多彩

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アジサシ

2013-09-09 | 野鳥


海辺にアジサシの群が来た
旅鳥で秋の渡りには海岸 干潟 河口などで見られる
大きさは36cmとかなり大きい

エサは魚が主で5m位のところを停空飛行して飛び魚を見付けると浅くダイビングして捕える
この刺すようにアジ(小魚の意味か)を捕える姿からアジサシ

アジサシの仲間の種類は多いがほとんどが南方系で日本では沖縄など南で多種繁殖する以外は限られた種しか見られない



アジサシとコアジサシ(手前の小型の2羽)
コアジサシは冬羽になっている 大きさは24cm 本州でも繁殖している



手前からダイゼン アジサシ ウミネコ2羽
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ヒヨドリ

2013-09-08 | 野鳥


カキの木に来るスズメを追い散らしてヒヨドリがキーキーとうるさい
縄張り意識の強い鳥なのか小鳥類をよく追い払う
負われた雀は屋根の上でヒヨドリが去るのを待っている

 

昨夕わが家の猫がヒヨドリの雛を咥えてきた
スズメに続いて2羽目の獲物
庭に放し一件落着と思ったら早朝に激しいヒヨドリの声
親がやって来て再び忍び寄る猫を威嚇して 猫の頭上を飛び回り声を上げて大騒ぎ
雛を捕まえて通りの向こうの家の庭に放してやって やっと一件落着
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コバギボウシ

2013-09-07 | 樹木 草花


ひっそりとコバギボウシ
山野の日当たりの良い湿地に生えるユリ科の多年草

この仲間の蕾が橋の欄干に付ける擬宝珠(ぎぼし)に似ていることからの命名
ギボウシ類の若葉はウルイと呼ばれ山菜の中でも美味しいもののひとつ

花茎は30cmほどあり紫色の花を横向きに付ける
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クズ

2013-09-06 | 樹木 草花


クズは蔓を地面に這わせて高々数十センチの高さで花を咲かせると思っていたが 5m程の高さの木の上で花を咲かせていた

クズの茎は木質化するので 他の木に絡んで上に伸びた茎は木質化して 翌年はその先に芽をだし花を咲かせることがある
これは木(木本)の性質だ 草(草本)は冬には地上部が枯れて春に地面から新しい芽が出る
図鑑では草の仲間に載っているが 草なのか木なのか?

クズの根から採ったでんぷんが葛粉で 大和(奈良県)の国栖(くず)が葛粉の生産地だったので名付けられた
根を乾燥したものが風邪薬の葛根湯
茎から取った繊維で織った布が葛布という

マメ科のつる性植物

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イタチタケ

2013-09-05 | キノコ
 

傘の色がイタチの毛皮の色に似ているのでイタチタケ
身近なキノコで広葉樹の切株などから出る 腐生菌
乾燥すると傘は白っぽくなる

夏から秋にかけて発生し食べられる 水から煮出すと良いだしが出るそうだ

動物の名前の付いたキノコも結構ある
カラスタケ コウモリタケ ムササビタケ ムジナタケ カニノツメ・・・
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コフキサルノコシカケ

2013-09-04 | キノコ


公園などでも良く見かけるコフキサルノコシカケ
硬い木質の多年生のキノコなので とても大きなものに出会う事が有る

通年でイチョウ サクラ シイなどの枯れ木や生木の樹幹上に発生する
色は乳白色から灰褐色になるが胞子が堆積して褐色に見える

漢方では梅寄生の名で利用している
健康役として使われている
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シオヤアブ

2013-09-03 | 虫類


シオヤアブがハエと抱き合っていた
ホントはそんなロマンチックな話ではない
ハエを捕まえて食べているところなのだ

シオヤアブは獰猛なアブで他の昆虫を捕まえて体液を吸い取ってしまう
特にコガネムシ類を好んで捕食するがハエ ハチ セミなども捕まえて体液を吸う
捕まえ方は飛んでいる昆虫を追いかけ足で鷲掴みにすることが多い

幼虫はウジムシ型で地中に住みコガネムシ科の幼虫を捕食する
オスは腹部の先端に白い毛の束が有る
大きさは3cm位

アブはハチと違って針は持たないが鋭い口吻で刺すので油断は禁物
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コフキコガネ

2013-09-02 | 虫類
 

家の近くの道路に大型のコガネムシの仲間コフキコガネがノソノソ歩いていた
もう年なのか暑さのせいかあまり元気な様子ではない
それでもカメラを近づけると両手を上げてコラーッてな感じだった

大きさは3cmほど 体中が黄色い微毛で覆われて粉を吹いたような感じなのでコフキコガネ
オスの触角は大きく発達して先端が櫛状になっている
コナラ クヌギなどの葉を好む
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アオバト

2013-09-01 | 野鳥


全身の羽毛が緑色系のハト
深い森に住むが海岸の岩礁地帯で海水を飲むという他の陸鳥ではあまりしない行動をとる

漂鳥又は留鳥で大きさは33cm キジバトとほぼ同大
食べ物は主に樹上で木の実などをとる

森林性の鳥で開けて場所にはあまり出てこないが 初夏から秋に掛けては塩分を取るため海岸に出てきて海水を飲む
山地のものは塩分のある温泉水や 醤油や味噌の塩分を含んだ排水を飲むものもいる
この時期が一番出会いやすい
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