トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

センペルセコイア

2012-04-15 | 樹木 草花


もう24年にもなるのだが 昭和天皇の大喪の礼が新宿御苑で行われた後に しつらえられた祭壇の脇に記念樹として植えられた木がセンペルセコイア(ヒノキ科)だ
この木はとても大きくなる木で 世界の3大巨木はアメリカのセコイア国立公園にあるこの木だそうだ
大きさは100mを超える

24年前に植えられた木にしては確かに大きい
そのうち新宿御苑で一番大きい木になるのではないかと言われているらしい
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イヌコリヤナギ

2012-04-14 | 樹木 草花


川沿いに多いもっともふつうのヤナギ
雌雄別株で写真は雄花

繁殖力が強いので小川の護岸などに良く使われている
コリヤナギ(行李柳)は行李を作るのに役立つがこの木はその役にも立たないのでイヌコリヤナギと呼ばれる
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ユリカモメ夏羽

2012-04-13 | 野鳥


水辺ではユリカモメが夏羽になっていた
普段顔は白く目の後ろに黒斑があり可愛い顔なのだが この時期顔が黒くなり全く違った感じだ

チドリ目カモメ科で大きさは40cmほど 雌雄同色で小型カモメはほとんどがこのユリカモメ
水面で小魚やゴカイ類 浮いている魚や昆虫なども食べる
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シロテンエダシャク

2012-04-12 | 虫類


公園のトイレの窓に蛾がいた シロテンフユシャクだ
大きさは3cm程でシャクガ科の仲間 
2月から5月に出現する

触角を見ると糸状なのでメスかと思う オスの触角は羽毛状になる
男のトイレにメスとはね・・
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ギンヨウアカシア

2012-04-11 | 樹木 草花


♪春はミモザのはーなも匂う♪

ギンヨウアカシアの花が満開だ
ほのかな良い香りが漂う 花は香水の原料にもなる

花は同属のフサアカシアも殆ど同じ感じで葉の形が少し異なる
フサアカシアは欧州では別名ミモザと呼ばれて親しまれている

本によってはギンヨウアカシアも別名フサアカシアとかハナアカシアと載っていて 関西ではこちらもミモザと称している
両方ともマメ科アカシア属であまり拘らなくてもいいのかも知れない

閑話休題
一般にアカシアと言われている木はハリエンジュで別名ニセアカシア(マメ科ハリエンジュ属)
♪アカシアの雨に打たれて~~♪とか 「アカシアの大連」とか歌や小説になっているのはニセアカシア
ニセアカシアの種小名 PSEUDO(偽の) ACACIA(アカシア)を直訳したもの
分類学的にはアカシア属ともエンジュとも近縁ではない
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アミガサタケ

2012-04-10 | キノコ


頭部が傘ではなく網目状の窪みがある変わったキノコ
草地にポッコリ出ていた
春タンポポが咲くころにサクラやイチョウなどがある草地に発生するキノコ

欧米ではこの仲間は大部分食用菌として知られる
フランスでは「モリーユ」と呼ばれ春を告げる食用キノコとして親しまれているそうだ
但し生食は中毒する

煮込み ソテー 佃煮 炊き込みご飯などしっかり火を通して食べる
乾燥品が輸入されているそうなので一度食べてみようかな
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メガネドヨウグモ

2012-04-09 | 虫類


水面の上にクモが巣を張っていた
メガネドヨウグモだ 夏の土用の頃に多く現われるのでドヨウグモ 少し早目のお出ましだ
胸頭部に眼鏡模様の斑紋があるアシナガクモ科オオドヨウグモ属のクモなのでメガネドヨウグモ

ドヨウグモの仲間では最も一般的な種類
都市公園の池の回り 草原 樹林などに普通にいる
水平の網を張り網の下側に居るので大概見えるのは裏側が多い
大きさは10mmほど
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サクラ

2012-04-08 | 樹木 草花
あちこちでサクラの満開宣言が出されて花見真っ盛りになった
新宿御苑では入場時に手荷物検査 上野は敷物で一杯 代々木公園は日本にはこんなに大勢の若者が居るのかと驚く位の若者だらけ

まだ一重が中心の今年の桜ご覧ください

エドヒガン:ソメイヨシノの一方の親として有名 野生種

 

オオカンザクラ:カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種の栽培品種 埼玉の川口市安行に有った原木から広まったので「安行寒桜」とも言う



オオシマザクラ:伊豆から房総の海沿いに多く生育する 多くの栽培品種の親となっている 野生種



オカメ:カンヒザクラとマメザクラの交配によってイギリスで作られた栽培品種



カンザクラ:ヤマザクラとカンヒザクラの交配種 早咲のサクラの中でも特に早く開花する

 

カンヒザクラ:台湾 中国南部~東南アジア原産の野生種 早咲き品種の交配親としても有名 花は赤みが強く開かないのでサクラの印象とは少し異なる



コヒガン:エドヒガンとマメザクラが関与した栽培種 小型の木で枝が細かく分かれ花付も良いので庭向き

 

ソメイヨシノ:もっとも広く栽培されている現代のサクラの代表品種 エドヒガンとオオシマザクラから誕生した



タカトウコヒガン:エドヒガンが関与したコシノヒガンの中で一般に「高遠の小彼岸桜」として知られる一品種

 

ヒマラヤヒザクラ:中国南部からネパールにかけて分布している種日本ではあまり見ない 花はカンヒザクラに良く似ている カンヒザクラのルーツの木ではないかと言われている



ヨウコウ(陽光):アマギヨシノ(ソメイヨシノの一品種)とカンヒザクラの交配で作出され1981年に登録された栽培品種 花は濃い色 多数咲で華やかで人気がある




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カタクリ

2012-04-07 | 樹木 草花


林にカタクリが群生していた

芽吹き前の落葉広葉樹樹林に生え他の植物が繁る前に地上から姿を消す
典型的な早春季植物とか春植物(スプリング・エフェメラル)と呼んでいる

ユリ科の植物
種子から花が咲くまでおよそ7~8年かかる
それまでは一個の葉で過ごす

花が面白い
下向きに咲き花弁は上方へ強く反り返る
雄しべは6個で黒っぽく最初の3個は短く後から長めの3個が出てくる

鱗茎から採った澱粉が真正の片栗粉
最近はジャガイモから作ったものが多い

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ハクモクレンーコンパスノキ

2012-04-06 | 樹木 草花


ハクモクレンが真っ盛り見事に白い花を咲かせている

俗に別名コンパスノキとか言う
一年間ずっと見てきたが何がコンパスを示すのか分からなかったが 10日ほど前に蕾を見てやっと分かった

開花直前の蕾の写真
先端が皆同じ方向を向いている こちらが北を指す
蕾に南からの陽が当たるとそちら側が成長し膨らむので 先端は反動で北を向くと言うことだと思う
但しこの様子が見られるのは開花直前の蕾に数日見られる程度だろう

「コンパスノキと言われるがそんなことは無いようです」とか
「山の中で方向が分かります」とか言う説明を聞いたことがあったがいずれも適当な話だった
分かってスッキリ!

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何虫かな?

2012-04-05 | 虫類
4日ほど前に床の上を這っているイモムシ風のチビスケを見つけた
大きさは3mmほど



今日はそのイモムシと関係あるのかないのか 成虫とみられる虫がカーテンに掴まっていた
こちらは2mmほどの大きさ

 

カメムシの仲間? コウチュウの仲間? チャタテムシの仲間?
天気はいまいち定まらないが 春ですねー
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ニホンミツバチ

2012-04-04 | 虫類


公園で帳面を開いていたらニホンミツバチがやって来て一休みした
この春初めてのミツバチだ
気が付かなかったが写真を見ると触角の片方が切れて短く足も一本無いように見える
中々大変な様子

ニホンミツバチは昔は蜂蜜を採るのに使われていたが 効率が悪く明治の頃にセイヨウミツバチが導入され 今ではミツバチと言えばセイヨウミツバチを指す
そのセイヨウミツバチはニホンミツバチを襲う ニホンミツバチは折角貯めた蜜をセイヨウミツバチに盗られて戦わず逃げ出す
そのニホンミツバチは世界最大級のオオスズメバチを「蜂球」という防御戦法でやっつける
そのオオスズメバチはセイヨウミツバチを襲い2時間ほどで全滅させてしまう
TVで見たが2000匹とも言われるセイヨウミツバチが累々と屍を重ねている姿は哀れだった

3種類のハチが三すくみで共存していて自然の面白みを感じさせる
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ミツマタ

2012-04-03 | 樹木 草花


爆弾台風と言うのだそうな
朝は晴れて良い天気だったが午後から一転俄かに掻き曇り台風並みの雨風だ
今年の強力な寒気と押し寄せる春の暖気がぶつかり合って出来た低気圧が急発達してこうなるらしい
自然大好き人間だがこういう自然は参る

ミツマタの花が満開だ
枝が三つに分かれるのでミツマタ
花には花弁が無く咢が目立ち 内面は始め鮮やかな黄色だがだんだん白くなる

ジンチョウゲ科ミツマタ属 樹皮の皮繊維が長くて強く製紙の原料にされる
明治以降は紙幣の原料にされている
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ヒザラガイ

2012-04-02 | 小動物 他


海岸ならどこにでもいるヒザラガイを見つけた

軟体動物の一群でヒザラガイ類の仲間で大きさは7cmほどだった
背中に一列に8枚の殻をつけて硬い

どうくっついているのか押しても引いてもぴくとも動かない
足は粘液で覆われてその面で岩に吸着で来てゆっくり歩くこともできるらしい

人には害なしで食べることも出来るらしいがチョッと食べる気がしない
潮干狩りの季節海岸へいったら出会えるかも・・
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クロサギ

2012-04-01 | 野鳥
 

ぶらりとまだ春浅い海岸を歩いてきた
クロサギが海岸の岸壁に居た

クロサギは奄美とか沖縄方面でしか見たことが無かったのでちょっと意外で嬉しかった

クロサギ:コウノトリ目サギ科 留鳥 大きさは58cm 雌雄同色
磯の水辺で良く採食しおもに魚を食べるがカニやエビも食べる

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