カラスウリの赤い実が木を伝う細いツルからぶら下がっていた
この実を割ってみると 中は納豆状態 舐めてみると渋い不味い
納豆のヌルヌルの中に黒い種子が30個ほど入っている
このヌルヌルを洗ってみるとピカリと黒く光る種が出てきた
一日置いておくと乾いてきて 真ん中だけ薄茶色にしわが寄った
真ん中のこの部分は中に胚乳があり芽が出る
更に一日置くと両脇も薄茶色にしわが寄って全体同じ色 両側は繊維質で何もない
昔の人はこの種を結び文に見立てて 玉章(たまずさ)と呼んで 打ち出の小槌か大黒様にも見えて縁起物として財布などに入れておいた
玉章:玉梓の約、玉は美称 手紙を梓の木などに結び付けて使者が持参した この枝に付けた手紙に種子の形が似ている
梓はキササゲ及び ヨグソミネバリの別称
試しに財布に入れておこう
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