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マムシグサの実

2015-12-13 | 樹木 草花


林の中で赤いマムシグサの実が目を引いた
名前は偽茎のまだら模様をマムシに見立てた
偽茎は筒状の葉鞘が重なってハナ茎を抱き茎の様に見える部分をいう

サトイモ科テンナンショウ属の湿った林内に生える多年草

春に花柄の先に淡紫色の仏炎苞と呼ばれる大型の苞の中に小さい花を開く
花は仏炎苞に包まれた花軸に密着して付き肉穂花序を作る
花は単性で花被が無く 普通雌雄異株
雌雄は栄養の貯蔵庫(地中の球茎)の大きさで決まる
雄株が多く雌株は少ない

秋になる実は 赤く熟す液果で花軸にびっしりと付く
関東以西の本州~九州に分布する
有毒植物

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