地面に落ちたクリを思わせるキノコ
初夏から秋にかけて、各種の林縁部の斜面などに発生する中型菌
腹菌類のキノコで胞子を作る基本体を袋(腹)に入れている
幼時は扁球型で、その後外皮が星形に裂開し、内皮に包まれた基本体が現れる
外皮の内側は、白銀色で亀甲状にひび割れて革質
外皮は湿度に合わせて開閉する・・俗にキノコの晴雨計とも呼ばれる
雨の時は湿度を吸収し膨張して外側に反転し、雨滴が内皮に当たり、胞子が飛散する
乾燥すると外皮は収縮して閉じる
基本体は内皮に包まれた灰褐色薄紙状で、外圧により頂孔が開き胞子を放出する
幼菌はアジア各地で食べられている
幼菌を焚き込み、ツチグリご飯にする
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます