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ザクロの実

2019-09-02 | 樹木 草花


ザクロはザクロ科ザクロ属の1属2種(ザクロとヤエザクロ)の小さい科
西南アジア原産 日本には平安時代に入って来たと言われている
西アジアでは昔から子孫繁栄、豊穣の象徴

落葉小高木 5m程になる
本年枝は4稜があり、短枝の先は棘になる
葉は対生で3cm程の長楕円形で全縁

花は6月 枝先に5cm程の朱赤色の花を付ける
花弁は6個、萼は筒状で上部は6裂し肉質で光沢がある
果実は5cm程の球果 先端に萼片が宿存する
果皮は厚く熟すと不規則に裂開し、外皮が淡紅色の種子を多数出す
種子の外皮は甘酸っぱい液を含み食べられる
最近、大型で赤く皮の薄い甘みの多いザクロがあるが、アメリカで改良されたペーパーシェルと言う品種

熟して裂開した果皮を、手でちぎり取り広げて日干しにしたものを煮立たせ、
火を止めて冷め加減のものでうがいをすると口内のただれによく効く

花(6月のもの)
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