もうそろそろ咲いても良いのだがアセビ(馬酔木)の白い花がまだ蕾で、園芸種と思うが赤花が咲いていた
名前は人が誤って食べ中毒になり足がしびれることから、「アシシビレ」が詰まった名前と言う説がある
馬が食べると酔うので馬酔木の漢字を当てる
鹿が食べると不時に角が取れるので食べない・奈良公園の鹿も食べないのでアセビが多いという
ツツジ科の日当たりの良いところに咲く常緑の低木~小高木 1~8m程になる
葉は互生で枝先に集まって付く
葉身は3~10cmで倒披針形または長楕円形、先端は鋭く尖り基部は次第に細くなる
縁の上半部に浅い鋸歯があり少し波打っていて、革質で表面は濃い緑色で裏は淡緑色
花は2月下旬から5月に咲く
枝先の葉腋から10cmほどの円錐花序を出し、白色の花を多数つける
花序は垂れ下がり花は下向きに咲く
花冠は6mmほどの細い壺型で浅く5裂する
果実は蒴果
5mm程の扁球型で上向きにつく
9月頃褐色に熟し5裂する、中の種子は2mmほどで大きさや形は不揃い
有毒植物・・葉を嚙むと苦いそうだ
茎葉を乾燥させ、10倍量の水で煎じ、その煎液をさらに10倍に薄めて作物にかけて農作物の殺虫剤に使う
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