トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

シメ

2024-03-06 | 野鳥


間の良いことに、目の前の枝にシメがひょっこり止まった
シメは太い嘴が特徴のアトリ科の鳥
奈良時代は「ひめ」の名で知られ、平安時代は「ひめ」「しめ」併用、江戸時代から「しめ」と呼ばれるようになった
イカルに似て、より小さいので区別の為「ひめ」と呼ばれた
又は、「し」は地鳴きのシッで、「め」は小鳥を表す接尾語と言う説もある

冬鳥又は留鳥
北海道では夏鳥で、落葉広葉樹林で繁殖している
大半はシベリア方面からやって来ると言われている
本州以南では冬鳥として渡来し、平地や丘陵の林や市街地の公園などで見られる
樹上や地上で草木の種子を採食する
カエデ、ヤマハゼ、エノキなどの種子を好んで食べる

尾羽が短くずんぐりした体形
嘴は淡灰褐色だが、繁殖期には鉛色になる
雄の背は暗褐色、翼は青黒色で下面は淡褐色
雌は全体色が鈍い
全長19cm
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