夏の頃に花が咲いていたアオノリュウゼツランに沢山の実が生った
数十年をかけて成長して、一度だけ花を咲かせて枯れてしまうという変わった植物だ
棘のある葉を竜の舌に見立ててリュウゼツランと言う
リュウゼツラン科(又はキジカクシ科)のメキシコを中心に自生している植物
茎は短く太いためほとんど見えず、根からじかに葉が生えているように見える
葉は先が尖り、縁に刺を持つ厚い肉質で、大きなロゼットを形成する
ロゼットの中心から「マスト」と呼ばれる背の高い花茎を伸ばし、短い筒状の花を数多く付ける
開花時期は7~8月
日本では開花までに30~50年かかると言われる
花は下の方から咲き、雄しべの後から雌しべが成長する
開花、結実の後は植物は枯れてしまう(1回結実性)
種子以外でも、球芽を形成したり、茎の根元からヒコバエを密生させることで増えて行く
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