トリからキノコ 自然見て歩き

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サルスベリ

2018-09-03 | 樹木 草花


木肌が滑らかで猿も滑り落ちるのでサルスベリ
別名ヒャクジッコウ(百日紅)は花が100日に渡って咲くことから付いた

ミソハギ科の落葉小高木 10m程になる
中国南部原産で 江戸時代以前に渡来し各地に植えられている

樹皮は淡紅紫色で薄く剥げ落ち 淡い色の肌が現れる
葉は対生だったり互生だったり 時にコクサギ型葉序となる
葉先は鈍く 縁は全縁 葉柄はほとんどない

花は7~10月にかけて咲き続ける
花色はピンク 赤 白 紫など多彩
花弁は6個 ウチワ型だが上部は縮れて波打ち 下部は細くて長い
雄しべは中側に花糸が短く葯が黄色のものが多数 外側に花糸が長く葯が紫色のものが6個ある

果実は蒴果 7mmほどの球形で熟すと6裂し 5mm程の翼のある種子を出す
コメント
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