大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

対中直接投資の激減 欧米投資銀行赤字転落

2024年07月29日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




中国は、日本や欧米の銀行と投資会社に

とっては、投資さえすれば成長が確実で

利益が得られる[金城湯池]だった。

それが、不動産バブルの崩壊による経済

成長の沈滞化、対米通商関係悪化による

追加関税や経済制裁などに伴うデカップ

リングやデリスキングの動き。

更に反スパイ法の強化による人的往来の

困難化で対中直接投資が尋常でない激減。

国際収支統計(国家外為管理局)の報告では、

2023年の中国への流入から撤退などの流出を

差し引いたネットの対内直接投資は、前年比

81・7%減にまで激減。

ピークの2021年からは10分の1以下となった。

これは、投資を控えたレベルではなく、

大規模な投資資金の引上げや企業の撤退が

発生したことを示す。

欧米のメデアは、欧米系の投資銀銀行が

現地法人の人員削減や規模縮小を伝える。

また、欧米銀7行が発表した2023年の年次

報告書では、7社中5社が赤字転落か、大幅な

減益だったとする。

中國経済は、資金と経営ノウハウ、情報源の

急激な喪失で、貧血ショック状態に。

中國経済の内情の激変ぶりを如実に表す。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

健康と安心のメタボへの備えは?