大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国の不動産バブル崩壊 金縛りの党中央

2022年09月12日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        






これまで中国の経済成長を支え、世界第2位の

大国に押し上げて来た不動産投資基軸の成長

モデルの崩壊宣言を出す経済関連メディアが

次々と現れ、世界経済の混乱防止のために

次の成長モデルの確立を促す社説も少なくない。

8月中旬に、経済の立て直しのために利下げを

行ったが、0・1%そこそこの実効性の期待が

できないレベルでお茶を濁した。

外資の逃げ出しや元安の方を恐れた結果か。

住宅ローンの返済拒否で、住宅融資の焦げ付き

リスクが50兆円にも達する可能性、となれば

住宅を買おうとする意欲も薄れ、1月~7月の

住宅販売面積が前年同期比27%減少したという。

今年度の販売額も、3割減が予測されている。

地方政府は、土地使用権売却収入に、財政の

3割~4割も依存し、インフラ投資の資金集めの

窓口としてきた融資平台の[隠れ債務]も深刻化。

地方政府が所有する融資平台は、全国で数千も

存在し、その隠れ債務額は、GDPの52%、

1100兆円にも達すると推定されている。

だが、これらの重大な事案解決に対して

中央政府は、不思議なほど冷静で沈黙したまま。

報告では、中国商業銀行の不良債権比率は

6月末で1・67%とされているが、既に資金の

流れも停滞してることから、不良債権比率は

この3倍、或いは5倍にも達するのではないか

との憶測も出てくる始末。

経済だけでなく、金融も動くに動けない異常

事態に陥っているようだ。

金融関連が、爆発した後、経済回復には

気の遠くなるような時間が必要と専門家。

この異常事態の中、全国各地で6500万人を

ロックダウンで移動規制するゼロコロナ政策が

厳格に実施されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

健康と安心のメタボへの備えは?