大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

ロシア軍侵攻半年で大きな損失 戦況に変化

2022年09月01日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        



ウクライナに侵攻したロシア軍には、正規の

ロシア軍兵士のほかロシアの民間軍事会社

[ワグネル]の傭兵部隊、総数1万~2万人の

ほか、シリアやリビアからの傭兵も加わる。

ウクライナ東部ドンバス地方で、攻撃を

開始した際にはワグネルの役割が大きかった。

過去8年間に、ワグネルは主にシリア、リビア、

マリ、中央アフリカ共和国で活動していた。

特に、シリアはワグネルの大きな仕事場だ。

ロシアが一見、無関係なアフリカなどでの

軍事支援は、この傭兵部隊の派遣による。

ワグネル傭兵部隊の戦場での月給は、約78万

6000円の戦争のプロ集団、戦争屋だ。

ウクライナ侵略開始から半年、ロシアは当初

19~20万人を派兵したが、失った死傷者数は

7~8万人に上るとされ、著しい兵員不足に

陥り、戦況の転換には追加兵力投入が不可欠。

ワグネルは、ロシア国内26ヶ所で兵員募集を

開始、更に刑務所の囚人も狩り出している。

資金注目されているは、北朝鮮からの派兵で、

10万人規模が検討されていると伝えられる。

屈強の北朝鮮軍の介入で、戦況が変わる予測も。

プーチンは8月25日、同国の軍人を13万7000人

増やし、115万人以上にする大統領令に署名。

志願兵か徴兵かは不明だが、士気が低く、

訓練に時間を要するので、即戦力にはならない。

軍事専門家による、侵略開始後半年間の

ロシア軍の兵器の損耗率を計算し公表している。

戦闘機部隊および防空戦闘部隊の損耗率では、

戦闘機・攻撃機は、開始から3ヶ月間で31%の

損耗率であったが、その後は戦術の変更で、

各月に1%の増加だが、3分の1を失った。

ヘリコプターは、特に開始の1ヶ月に21%の

損耗率であったが、ヘリボーン作戦失敗後は

活動が低調で、損耗率も小さい。

前線から遠く離れた位置で活動している。

近接戦闘部隊兵器では、戦車は2000台以上を

失い、戦車・装甲歩兵戦闘車・装甲車の6ヶ月間

損耗率は24~50%、装甲車は戦車等の2倍。

砲兵部隊兵器の火砲・多連装ロケット砲の損耗

率は、6ヶ月間の損耗率は56%を大きい。

ウクライナ軍が、HIMARSを増やしてロシア

軍の火砲に正確に射撃をすれば、あと2ヶ月も

すれば、ロシア軍の火砲も戦えなくなる。

クリミア半島を含む南部では、今の抵抗線が

破られたときには、クリミア半島まで攻め

込まれ、11月までには、両軍にとって、

大きな戦況の変化が生じているだろうと予測。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

健康と安心のメタボへの備えは?