大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国も住宅バブル崩壊 取引件数8割減に

2022年09月28日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



今年7月、韓国国内紙が[ソウルのマンション

価格7週連続で下落、下落幅も拡大]と報じた。

住宅は、絶対数が足りず、買えば必ず値上がり

して儲かるという神話が長く続いていた中での

報道で、疑心暗鬼の人や慌てる人も出ただろう。

韓国では、不動産バブルが長く続き、文在寅

政権時には2倍にも値上がりしたとされる。

多くの若者が、金融緩和で銀行からお金を

借りやすくなったことも重なり、担保物件も

なしに借金をして不動産投資をする人が続出。

これまでもバブル崩壊予想が話題になり、

メディアも値下がりを伝えていたが、値下がり

幅もコンマ以下の比率で、不安を煽ることも

なく、地域的には値上がりもあり、なんとなく

安心感があって、値下がりは他人事であった。

春以降、ウクライナ侵略開始によるエネルギー

価格上昇や物価の急上昇、ウオン安も重なって

韓国銀行は、7月に基準金利を1.75%から0.5

ポイント上げて2・25%に、8月にも0・5%引き

上げて2・5%とした。

予測されていた住宅ローン金利の上昇もあり、

不動産市場は7月に入って一気に急落。

急激な金利上昇と住宅価格下落懸念で手持

不動産を売ろうとしても、既に遅く住宅需要が

低下し、住宅取引も激減。

住宅価格の急落で、売買をする当事者の間で

模様眺めの状態に陥り、取引が進まない。

住み替えを計画していても、住んでいる住宅

売れず、住み替えも出来ず、一定金額の保証

金を払って住んでいた[チョンセ]契約の借家も

新たな借り手が現れず、保証金の返済も受け

られず、引っ越しも出来ない。

8月の月間不動産取引件数が、昨年7月の

ピーク時に比べて7分の1に激減して、凍り

付いた状態に陥っているという。

文在寅が、如何に無策で、住宅価格の暴騰を

許して来たかが判ると批判が強まっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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