備えよ常に! 備えあれば憂いなし
これまで中国の経済成長を支え、世界第2位の
大国に押し上げて来た不動産投資基軸の成長
モデルの崩壊宣言を出す経済関連メディアが
次々と現れ、世界経済の混乱防止のために
次の成長モデルの確立を促す社説も少なくない。
8月中旬に、経済の立て直しのために利下げを
行ったが、0・1%そこそこの実効性の期待が
できないレベルでお茶を濁した。
外資の逃げ出しや元安の方を恐れた結果か。
住宅ローンの返済拒否で、住宅融資の焦げ付き
リスクが50兆円にも達する可能性、となれば
住宅を買おうとする意欲も薄れ、1月~7月の
住宅販売面積が前年同期比27%減少したという。
今年度の販売額も、3割減が予測されている。
地方政府は、土地使用権売却収入に、財政の
3割~4割も依存し、インフラ投資の資金集めの
窓口としてきた融資平台の[隠れ債務]も深刻化。
地方政府が所有する融資平台は、全国で数千も
存在し、その隠れ債務額は、GDPの52%、
1100兆円にも達すると推定されている。
だが、これらの重大な事案解決に対して
中央政府は、不思議なほど冷静で沈黙したまま。
報告では、中国商業銀行の不良債権比率は
6月末で1・67%とされているが、既に資金の
流れも停滞してることから、不良債権比率は
この3倍、或いは5倍にも達するのではないか
との憶測も出てくる始末。
経済だけでなく、金融も動くに動けない異常
事態に陥っているようだ。
金融関連が、爆発した後、経済回復には
気の遠くなるような時間が必要と専門家。
この異常事態の中、全国各地で6500万人を
ロックダウンで移動規制するゼロコロナ政策が
厳格に実施されている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?