大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国 ウォン急落 防衛線1400ウオン死守

2022年09月24日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



韓国ウォンが、対ドル相場で1ドル=1400

ウォン割れ寸前の非常事態に追い込まれている。

9月16日には、取引時間中に1ドル=1399

ウォンを付けて、韓国の通貨当局は大わらわ。

ドルは19日の時点でウォンに対し、年初来で

17%上昇し、外資の逃避でウオン安が続く。

1400ウォン割れとなれば、ウォン安が更に

加速し、企業だけでなく、個人の間でも恐怖

心理が広がりかねない。

この[防衛線]が崩れれば、ウォンは一気に

50ウォン単位で下落するのではと恐怖感が漂う。

韓国銀行は20日、今年8月末現在の外貨預金

残高が882億7000万ドルとなり、前月末に比べ

21億1000万ドル減少したと発表。

この減少幅の大きさが警戒感を強める要因に。

一部の専門家は、韓国などの国から資金が

流出して市場が不安定化した1997~98年の

アジア通貨危機と懸念を示す。

韓国は、ウォン安だけでなく、独自の大きな

問題も複数抱えている。

世界一高い家計債務比率や元利減免の徳政令を

施行せざるを得ない中小企業債務の多さなどで、

中央銀行がインフレ抑制や通貨下落防ぐため、

積極的な金融引締め政策がとれない。

韓国輸出の4分の1を占めている中国経済が、

春以降不振であるため貿易赤字に転落しており、

早期の黒字化は見込めず、外貨準備が減少傾向。

過去には直面しなかった中国経済不振が、

大きなマイナス材料となって来ており、これが

ウオン売りの為替投機筋の狙い目ともなっている。

韓国は、米国との通貨スワップを渇望するが

通貨スワップはあり得ず、ドル借入が精一杯。

日本との通貨スワップは、虚勢を張り、大口を

叩いて継続中止後、再開の糸口もつかめない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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