大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国 返せなくなった借金 徳政令の出番

2022年09月06日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        






韓国の家計負債の深刻さがうかがい知れる

資料を、韓国銀行が公表した。

今年3月末現在で、個人向け融資を受けた人の

うち22・4%が多重債務者だとされる。

金融会社3社以上からの借入がある人を、

多重債務者とするが、その割合が2012年に

集計を取り始めてから最高水準に達したという。

この割合を昨年末基準の債務者1989万4000人に

適用すれば、445万6000人が多重債務者と推定。

このうち、30代以下の多重債務者の割合は

昨年末より0・6ポイント増え、他の年齢帯と

比較して最も急激に増加した。

利払いのために、新たに借り入れる[負債悪

循環]を繰り返す層では、20~30代層で増加。

韓国政府は、多重債務者の負担を減らすため

金融機関に指示を出し、都市銀行も積極的に

乗り出している。

新韓銀行は、信用貸付金利が年7%を超過する

多重債務者の金利を1年間年7%(最大1・5%)に

引き下げると発表。

支援対象は先月末基準で金利年7%を超える

信用貸付がある多重債務者だ。

負債を抱える自営業者、332万人の12%に

当たる最大40万人の債務者を対象にした

債務調整の政策も実施される。

低信用者、長・短期延滞者などの脆弱な債務者

1人当たり15億ウォン(約1億5400万円)を限度と

して利子の引き下げや、長期分割返済、元金の

減額などを行う政策が10月から実施される。

また、全体の3%(約11万人)を占める[信用

不良者(借金が返せなくなった人)]、破綻者

には60~90%の元金の減額を、5億ウォン

(約5120万円)を限度に実施される。

コロナ禍の、2019年末~2022年6月間で、

自営業者向け融資は44%(303兆9000億ウォン、

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