大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国のインフラ建設で無用の長物造り

2015年04月24日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        


2014年現在で都市部の住宅の1/5以上が空室。

天津市の東、渤海湾を埋め立てて造成された

計画面積が1943Km2の曹妃甸工業団地は、

発電所や海水淡水化設備などを備えた壮大な

開発計画であったが全体の2割程度の段階で

進出企業数不足や資金不足で放置の運命に。

2008年以降も経済維持のためインフラ投資が柱に

据えられて、毎年巨額の資金が投入され続けた。

GDPの40%以上をインフラ投資が占める経済

構造が定着して壮大なムダ、無用の長物を造った。

2015年までの5ヶ年計画では、空港建設だけでも

4250億元(約8兆円)余りを投じ、新空港が56ヶ所、

移転が16ヶ所、修理拡張が91ヶ所となっている。

だが、既に2012年現在で全国183ヶ所の空港の内、

7割以上の134ヶ所が赤字であり、赤字額は合計

29億元(約5兆5000億元)で年間の利用客が1000

万人を超えている空港は全国で21ヶ所のみ。

必要な施設を備えながら、2013年に利用者が

4000人(1日当り11人)の空港も存在する。

空港だけでなく、高速道路の赤字額が2013年に

661億元(1兆2464億円)となったが、今も道路は

どんどん伸びており、高速鉄道も世界の運行距離の

約5割に当る、1万1028kmに達しているが、2014年末

現在で建設中が1万2000kmと運行距離が倍増する。

現在の黒字路線は僅か1318Kmのみ。

中国鉄路総公司は2013年9月に債務額が3兆4000

億元(約82兆円)に達していると公表している。

政府当局者などによる14年11月の推計では、

2009年以降の5年間で約42兆元(800兆円)という

年間のGDPにも相当する額がムダな投資で消えた。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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