原子力規制委員会による全国の６原発に対し
活断層の疑いが高い破砕帯について安全性の
確認に備えた実地検査を行っている。
既に敦賀原発や東通原発の断層については
活断層だとの判断で認識が固まっている。
敦賀半島に立地する敦賀原発の他の２原発、
「もんじゅ」と「美浜原発」に対しても平成２５年度に
掘削による断層確認検査が実施される。
両原発の構内には断層が８本と９本存在する。
この両原発間に活断層の「白木―丹生断層」」が
走り、連動して動く可能性確認が一つのポイント。
調査に備えた準備が進む２月２３日に美浜町の
南方で地震が発生している。
滋賀県と京都府の間を走る大断層帯である花折
断層の北端で繋がって更に北方、三方五湖の
東を通り敦賀湾内に延びる三方断層との接続
地域当りが震源だった。
Ｍ２．９、深さ１０Ｋmと大きくはなかったが、この
三方断層で１６６２年に発生した地震では３～
５ｍの断層のずれを発生させており、今後も
Ｍ７．２程度の地震発生が推定されている。
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