東北地方太平洋地震では、後遺症などを含めれば
２万人を超える死者を出す大惨事になった。
取分け津波による溺死者数が多かった。
地震直後の津波の来襲予報も、最大３ｍを繰り
返す時間が長く、次いで、験潮所が破壊された、
巨大津波だ、早く避難をと絶叫型に。
気象庁が、当初Ｍ７．９と推定して津波予報を
出したのが大きな予測の誤差になったとする。
原因は、現在気象庁が備えているシステムでは
Ｍ８程度までしか計算できない。
これらの反省から、Ｍ８超の地震では、長周期の
波形が現れること、震度５弱を超える揺れが
４００Ｋｍを超える広い範囲で観測される特徴を
備えていることに着目して、新たにＭ８超の地震で
在ることを判定するシステムを開発した。
これにより、今後はＭ８超の地震であると判定
された場合は、津波に対しては高さの数値予報は
せず、「巨大津波」警報として、直ちに避難するよう
呼び掛けることにした。
この新津波警報システムは３月７日から実施される。
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