派遣会社の「名ばかり正社員」 悪労働環境に苦しむ特定派遣が急増中(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
もう他人事では済まされない。
オレ自身も、正社員で働いているものの、年々給料は下がりっぱなし、もらう月給ベースは下手すりゃフリーターのほうが多かったりする。
「今年はホントにヤバイ」
そういわれ続けて、はや数年。
ウチの職場は、いよいよ破綻見込みであることが、親しき幹部上司からコッソリ教えてもらった。
オレの場合は、年度末までやめられない事情がある。
他社に出向しているからだ。
しかも、その他社への鞍替えを考えている。
だから、やめられないのだ。
出向先の仕事は、あまりに仕事が出来ない連中しかいない出先なので、専門職を持ったオレが、そこそこ仕事を回す役目となっている。
要は、親会社やお得意記さんのコネやらその二世で、さらに出来の悪い連中を集めたいわゆる”掃き溜め”的な連中を揃えているところ。
そんな奴らの200倍くらい仕事しているのに、出向であるが故、給与がやつらの半分よりチョットいいくらいしかもらっていない。
理不尽であるが、会社間の地位協定によって格差が生まれている事実がある。
そんなオレも、れっきとした正社員系ワーキングプアであり、我が職場もワーキングプアオフィスなのだ。
このニュースは、まさに人ごとではない。
オレのような理不尽な出向者も増えるかも知れない・・・・。
あとは、正社員というなの「名ばかりワーキング正社員」か。
自己破産した労働者、3分の2が非正規雇用 近畿6府県(朝日新聞) - goo ニュースそうなると、オレの次の行く末は、破産?
親兄弟の面倒も見なくてはならない時代に入りつつあって、職も不安定であると、借金してでも生活していくことになるであろう。
そして、破産・・・か?
破産手続きのカネすら用意できなさそうだけどね。
破産は、簡単にできるが、タダではない。
そして、破産者の履歴が、一生つきまとう。
こんな時代を生きるのに、仕事も出来なくなる。
普通の会社は、破産者の採用はしないと約款に書いてある。
待つのは・・・・・死だけか?犯罪者への道か?
NHKスペシャル~働いても豊かになれない~ワーキングプア働けど働けど、ほんのわずかな生活費を削れないと言うことは・・・
①怪我できない・病気できない(働き続けるため)
②薬が買えない
③医者に行けない
こういうことだ。
なにかあったら、その時点で、人生もストップする。
働きながら、死を待っているのと同じ。
今の産業は、そういった日雇い労働者や派遣社員などが、小さな歯車を回していることで成り立っていることを忘れてはならない。
今の時代は、その歯車さえも、油を差さずに錆びさせようとしている。
国は、もっと考えなければならない。
もっと真剣に。
増える非正規雇用 - goo ビジネスEX ワーキングプア正社員の実態が、ボロボロ噴出しながらにして、コトの発端である派遣社員は、いまだに増え続けいるようだ。
巷では、総裁選が新聞紙面を踊っているが、クーラーの効いた部屋で ふんぞえりながら税金を食いつぶしているようなヤツに「炎天下で草の根をかじって飢えをしのいでいるやつのことなどわかるまい」と思う。
派遣制度の抜本的改革。
いや、貧富格差・・・・
いや、短絡的発想で門扉を開けた「規制緩和」の愚作かな。
勿論、いいこともあったかもしれないが、少なからず、規制緩和によって、末端が灯火を得たという話は聞かない。
役人や力の強い者たちによる既得権益。
弱肉強食のルールから言えば、弱者やくそまじめなヤツが、上から吸い取られるシステムは昔から変わらない。
わかっちゃいるけど、悔しい限り。
何とかしてくれる英雄(ヒーロー)の登場を待つほかないのか。