【目的は省略】
自分がなぜ、(当時)緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」(以下、「マンボウ」という。)の適用対象地域になっている沖縄に行かなくてはならなかったのかの説明は割愛させていただく。
その理由は熱心な読者なら考えなくてもご理解いただけていると思うが、完全なるひとり旅かつ万全な感染予防対策を施したうえで飛行機旅に参加したことだけは断っておきたい。
【機内やラウンジでは】
具体的には、常にマスクは二重がけにして行動し、食事はホテルの部屋もしくは周りに誰もいないタイミングで行った。
機内のドリンクサービスは、自分の目の届く範囲の人が全員マスクをしている状況でのみ飲料を摂取した。
加えてマスク開放時間は最小限に努めたことも申し添えておきたい。
なお、機内のトイレは原則として使わなかった。
【正直直前まで迷ったが決行】
千葉でも東京寄りの各都市にはマンボウが適用されたが、自身の住む街は適用外。
加えて不要不急の外出自粛要請についても、県知事より4/24に発出されたというタイミングだった。
この4/24とは、自身が旅に出る前日のことであり、遠征先のホテル等で多額のキャンセル料が出るのだったら決行した方がいいだろうと判断した。
勿論、感染リスクはメチャクチャあるため、前述のとおり可能な限りの対策を行ったうえでの行動となった。
【去年の5月と比べたら異常だらけ】
都内らに発出された緊急事態宣言が旅行の当日日に発令されたのだけど、その羽田空港では去年の5月の時と比べたら10倍ではきかない量の人流で渦巻いていた。
空港内の店舗も特に自粛している様子もなく、ラウンジ内はいつも以上に混雑していて、普通に酒は提供されていた。
ラウンジは飲食店ではないかもしれないが、多くの人がビールサーバーから黄色い液体を注いでいる光景はチョット異様に見えたのは間違いない。
加えて機内も乗客率は、ほぼ100%の便も多数見受けられた。
個人的には6レグの乗船だったのだけど、日中便こそ混雑度合いが激しく、自身が利用した中で隣席が空いていたのは1回だけだった。
そう思うと去年5月は、隣席空席率100%だったことを振り返ると、やはり異常というか今の国民の意識はユルユルだったんだと感じざるを得ない。
(たしかに今のウィルスは感染力が強いのかもしれないが、多くの国民らの気のゆるみが感染拡大を招いている最大の要因だと思うんだけど?)
【沖縄も異常】
日曜日の夜に那覇市内のホテルへ向かったのだけどマスク率が高く、緊張感があったのは観光客やビジネス客が多かったモノレール内の乗客だけ。
高架駅から地上に降りたら、半袖姿の地元民のマスク率が異常に低くてびっくり。
関東と10度以上違う気温と湿度だから、マスクがしんどいのは理解できるが、これほどまでの事態に驚くしかなく、沖縄の感染率の高さに驚きはもはやなかった。
【国際通り周辺はもっと異常】
ある居酒屋で注文してあったテイクアウト品を受け取って、ホテルのある国際通り方面に向かうと、20時を過ぎても酒を提供しているであろうお店が数店舗確認できた。(しかも満席で店から客が溢れ出ていたしな)
マンボウ適用県なのに、どんちゃん騒ぎしている店の脇を通るのが、逆に緊張感があって怖かった。
さらに国際通りでも観光客がノーマスクで談笑しながら歩いている集団を何組か見受けられた。
こうなってくると怖さが強い恐怖でしかない。
当然、彼らと2m以上の距離を開けながら逃げるようにホテルのフロントへ駆け込んだ。
【翌朝は一転】
ノーマスクでジョギングや犬の散歩している人をやっぱり数多く見かけたけれど、逆にフェイスガードにマスク、両手袋といった井出達のオバアも2人見かけた。
また、かりゆしウェアで出勤する人たちは、役人なのかしっかりマスクをしていたから、きちんとしている人はいるものの夜になると気が緩む連中がわいてくるのだろうかと想像した。
なお、昨夜どんちゃん騒ぎを繰り広げていた2店舗の前を通ってみたら、ご立派に20時までの営業を守っていますよというあの紙をご丁寧にしっかり貼り付けてあったという。
オレが自粛警察だったら、どんな手を打っただろうな・・・とも考えたのは余談まで。
まあ、こんな様子だから沖縄では10万人当たりの感染拡大率も全国2位だったということが納得できたような気もした。
(沖縄那覇空港から宿泊先のホテルまでは、片道300円のモノレール駅が最寄りだった。それなのになぜ24時間のフリーきっぷを買ったのかは、次の記事で語ろうと思う。)
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