Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

「確率変動」と「レジャー白書2008」が気になった

2009年01月05日 16時24分41秒 | Weblog

昨日、パチンコ屋に行って、ふと気になったワード。
「確率変動」


通称、この業界では「確変」と呼ばれる。


パチンコなぞしない人からしてみれば・・・
「意味は知らないけど、聞いたことはある」


こんなトコだろう。
実際に
ウィキペディアで「確率変動」と調べてみると、
あたまっから「パチンコの専門用語」として解説が始まっている。



日本語とは不思議なモノでコレを直訳すると、
確率+変動
ゆえに、変動する確率ということになる。


そして、ありそうなワード「変動確率」と検索エンジンを入れてみると
「確率変動」と同じ答えが返ってくる。


と、いうことは、立派に「確率変動」というワードは、
すでに一つの単語として成立してしまっていることになる。


確かに、通常300分の1のデジパチ機が「確率変動」という権利を得れば、
次回大当たりまで30分の1に確率が変化するから意味は間違っていない。
(例として、一般的なデジパチ機の確率を1/300と仮定する)



そしてほとんどのマシンが、次回大当たりまで持ち玉を減らすことなくプレイできるシステムとなっている。



・・・・改めて凄い権利だと思う。
なぜ、こんなシステムを容認しているのかが分からないが、明らかに射幸心を煽る一つの要因になっている。



そして、この確率変動という意味は、多くの人がこう理解しているはずだ。
『次回の大当たりまで、持ち玉の増減少なく遊べる』



↑このように理解されることが多い。
基本的に大当たりをした後に、確変かそうでないかの判定結果を表示するからだ。



概ね間違ってはいないが、今の時代では、
1/30 ⇒ 1/300 に転落するシステムも備わっている機種も存在するため、大当たりせずとも低確率に転落することだってあるわけだ。
(初アタリの確率が、1/400というトンデモスペック機に多く見られるシステム)



このように確率が変化した場合も、日本語的には「確率変動」しているのだが、
世のパチンカーは、そのように言わない。



『落ちちゃったよー』
『終わったよー』



このように悔しがるのが普通かな。
言葉上では「確変」なのにね。



ちなみに、
1/30の時を高確率、1/300の時を高確率と呼んだりするが、あまり一般的ではない。


パチンコの演出上で、高確率だったり低確率だったりする場合もあるからだ。
最近では、疑似高確率モードなるものを発生(演出)させ、席を立たせないようにする機種も多い。



グダグダになったが
「確率変動」ってワードを作り上げたこの業界って、凄いなー
そう感心しながら、昨日はパチンコに勤しんでいたというわけさ。



---昨日の結果?
約8時間ほど遊んで、4Kのマイナスだから、いいとこじゃない?


時間制のゲームセンターに行ったって、それ以上のお金を取られちゃうモンね。
時間あたりワンコインで遊ばせてもらったさ。


-----


■ 蛇足


財団法人 社会経済生産性本部 が調査した
「レジャー白書2008 ~選択制投資型余暇の時代」
これによると・・・


ギャンブル系を趣味とする人口が、顕著に減っていることが分かる。
公営競技とパチンコ関連を含めて、昨年比-8.5%というから驚きだ。


しかも、パチスロ機の新規制の影響で、パチンコ産業が4.5兆円も落ち込んだと、明記されている。


景気の問題もあるとは思うが、
国の政策一つで、一つの大規模産業を潰すことが出来て
趣味人口もコントロールできると言うことが、これでも分かる。


まあ、興味のある方は、その
白書を見てちょーだい、なかなか面白いぞ。
そんな貴方も違った目線で、
レジャー産業の動向を知ることになるぞ!!

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目の色変えてパチンコする年寄達を見て思ったこと

2009年01月05日 14時22分12秒 | Weblog

昨日、実家に親戚が来訪したため、逃げるように家を出た。


正月から遊んでくれるような人もいないので、久々にパチンコへ出かけてみた。
まあ経済的事情から、3千円程度を負けるつもり
昼過ぎから「1円パチンコ」に脱出したというべきか。



その結果や感想は次の記事で語ってみよう。
まず前編として、近年の関連業界についてノーガキを垂れておこうと思う。
(以前の記事と重複するけどね)



相変わらず、パチンコ業界も色々苦しい台所事情から、合法・非合法の攻防戦が公安と続いている。
つまり、表面上は射幸心を煽らないようにしつつ、内面ではギャンブル性の向上に努める
・・・こんな感じか。



「遊パチ」と銘打った低ギャンブル性パチンコ台の“建前上の”普及推進。
要は、低確率低出玉のデジパチや羽モノといったローリスク・ローリターンの台を設置することで、本当の意味で遊技場ですよという看板を掲げているということか。



「ギャンブル性を低くして、長く遊べます」・・・実は、これもオブラート。
その実態は、「遊パチ」と言っておきながらも、ヒドイと5万両/台くらい簡単に持って行かれることだってシバシバ見受けられている。


全然、今の時代に沿っていないといえるかも知れない。
さらに、相変わらず400分の1という、トンデモギャンブル機が未だに勢力を持ち、根強い人気がある。


コチラの方は、負けても勝っても「遊パチ」の3~4倍以上での決着が着く
(こともある)。



そんなモンスター系マシンを世に送り出し続けるメーカーの言い分は、
「当たりが少ないということで深い投資諦めてもらう。
・・・しかし、1回当たったら結構でるよ。」



つまり宝くじの感覚で遊んでもらおうという“建前”で生存している。
なんとも、ひどい理由だ。



でも本当にひどい扱いを受けているのは、スロット業界である。
公安への「袖の下への工作」がケチったためなのか、キツキツの規制が長く、そのため曇天の時間が長い。



そのためスロット業界は、製造子会社までこの煽りを受け、不景気の波にも押され、破綻と負担が重なっている。



スロットが流行らなくなったのは、ユルユルのパチンコ規制と異なりガッチガチの規制により、ハイリスク・ローリターンの構図が、ユーザーの中で出来上がってしまったからだ。


(スロットに関しては、手元にマニュアルがないと理解できない機種もあるとのこと。マニュアルを見ながら、パチンコだのパチスロだのっておかしくない??)



店だって、高設定で運営出来ない事情もある。
客確保のための新規入れ替えの回転をあげなくてはならず、1台50万以上もする機器を稼がなくてはならない。



減価償却を考えたら、店も低設定ベースになるわな。
(実際に、パチ屋の利益率を上げないと経営できない、と某店長も発言している)



以前のようにパチスロは、店のドル箱とならなくなったことも大きな理由かも。



以前から、パチスロ業界とパチンコ業界の中では、どっちもどっちという曖昧な裁定が下されていたが、今の時代では明らかに前者の方が優遇されている。



不景気と騒がれ直した時代の少し前から、パチスロ転換期になったのだが、その転換期こそが同業界転落の糸口ともなった。



因果なモノよ。
不況に強いと言われたパチンコ業界。



利益率を上げなければ経営できないパチンコ屋の事情。
実態は、双方苦しいのが現実なんだろうな。
パチンコ店の閉鎖は、パチンコ人口と反比例してうなぎ登りだという統計も出ている。


パチンコ依存症の存在も立派な社会問題だ。
パチンコ人口が減ってきたのも、依存症克服者が増加したものであればいいんだけどな・・・・



抜本的にパチンコ依存症の人間を生み出してしまった環境。
そして、これを病気と認めない世の中にも問題があると思う。



まあ、その前に「ワタシは依存症ではない」と言っている依存症の人が最も危険であるが。



でも単に、パチンカーの性格上の問題で切り捨てて良いモノかと。
オレは、依存症の人間が身近にいただけに、それ以上の言葉はなんとも苦しい。



(依存症率=パチンコ人口の30%、その数は100万人とも400万人とも900万人とも言われている)



ちょっと横にそれてしまったが、
脱税しやすいといわれた同業界でも、普通に潰れていく時代なのだから、
今のご時世って、ホントにヤバイんじゃないかって改めて実感している今日この頃である。




オレも他にいい暇つぶしを見つけなきゃな(笑)
他人から見たら、月に一回未満しか行かなくても依存症に見られたりして・苦笑



-----



引用(出展)


パチンコ依存症からの克服

⇒身に覚えがある人は、ぜひ読んで欲しい。
⇒パチンコ屋店長からの目線で、理論と現実が記載されている。

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