昨日、パチンコ屋に行って、ふと気になったワード。
「確率変動」
通称、この業界では「確変」と呼ばれる。
パチンコなぞしない人からしてみれば・・・
「意味は知らないけど、聞いたことはある」
こんなトコだろう。
実際にウィキペディアで「確率変動」と調べてみると、
あたまっから「パチンコの専門用語」として解説が始まっている。
日本語とは不思議なモノでコレを直訳すると、
確率+変動
ゆえに、変動する確率ということになる。
そして、ありそうなワード「変動確率」と検索エンジンを入れてみると
「確率変動」と同じ答えが返ってくる。
と、いうことは、立派に「確率変動」というワードは、
すでに一つの単語として成立してしまっていることになる。
確かに、通常300分の1のデジパチ機が「確率変動」という権利を得れば、
次回大当たりまで30分の1に確率が変化するから意味は間違っていない。
(例として、一般的なデジパチ機の確率を1/300と仮定する)
そしてほとんどのマシンが、次回大当たりまで持ち玉を減らすことなくプレイできるシステムとなっている。
・・・・改めて凄い権利だと思う。
なぜ、こんなシステムを容認しているのかが分からないが、明らかに射幸心を煽る一つの要因になっている。
そして、この確率変動という意味は、多くの人がこう理解しているはずだ。
『次回の大当たりまで、持ち玉の増減少なく遊べる』
↑このように理解されることが多い。
基本的に大当たりをした後に、確変かそうでないかの判定結果を表示するからだ。
概ね間違ってはいないが、今の時代では、
1/30 ⇒ 1/300 に転落するシステムも備わっている機種も存在するため、大当たりせずとも低確率に転落することだってあるわけだ。
(初アタリの確率が、1/400というトンデモスペック機に多く見られるシステム)
このように確率が変化した場合も、日本語的には「確率変動」しているのだが、
世のパチンカーは、そのように言わない。
『落ちちゃったよー』
『終わったよー』
このように悔しがるのが普通かな。
言葉上では「確変」なのにね。
ちなみに、
1/30の時を高確率、1/300の時を高確率と呼んだりするが、あまり一般的ではない。
パチンコの演出上で、高確率だったり低確率だったりする場合もあるからだ。
最近では、疑似高確率モードなるものを発生(演出)させ、席を立たせないようにする機種も多い。
グダグダになったが
「確率変動」ってワードを作り上げたこの業界って、凄いなー
そう感心しながら、昨日はパチンコに勤しんでいたというわけさ。
---昨日の結果?
約8時間ほど遊んで、4Kのマイナスだから、いいとこじゃない?
時間制のゲームセンターに行ったって、それ以上のお金を取られちゃうモンね。
時間あたりワンコインで遊ばせてもらったさ。
-----
■ 蛇足
財団法人 社会経済生産性本部 が調査した
「レジャー白書2008 ~選択制投資型余暇の時代」
これによると・・・
ギャンブル系を趣味とする人口が、顕著に減っていることが分かる。
公営競技とパチンコ関連を含めて、昨年比-8.5%というから驚きだ。
しかも、パチスロ機の新規制の影響で、パチンコ産業が4.5兆円も落ち込んだと、明記されている。
景気の問題もあるとは思うが、
国の政策一つで、一つの大規模産業を潰すことが出来て
趣味人口もコントロールできると言うことが、これでも分かる。
まあ、興味のある方は、その白書を見てちょーだい、なかなか面白いぞ。
そんな貴方も違った目線で、レジャー産業の動向を知ることになるぞ!!
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