IHにグリルは付かないほうがいい(?)

2007年10月05日 | 住まいづくり
 IHが流行り始めた10年前、今息子たちが住む家に入れた。住んでいない時期も結構あったのに、そのグリルの扉が壊れた。お嫁さんが報告してきたのにすっかり忘れていて3週間もほおっておいた。あわてて手配をしたのに、そちらも忘れたのか1ケ月もたって、10年経ちましたのでありませんとのFAXが届いた。

 1歳の誕生日を迎えた孫がお魚大好きなので、早くなんとかしてあげなければと、私の車のトランクに入れたままにしていた壊れたグリルを引っ張りだした。
そして真剣にどこが壊れたのかをチェツクした。・・・・この作業早くにやっていればよかったのにね。
 十字のドライバーで力強く閉めて応急処置をしたら、しばらくは使えそうになった。・・・・ごめんね。

 壊れたのは扉のガラスを留めている強化プラスチツク(?)、そこが欠けてしまつたのだ。まさか接着剤でという場所でもない、さすがに最近の機種はもっとシンプルになっているが10年前といえばこの程度なんだろうか。


 みゆきさんがキッチンのメーカーに掛け合ってくれたら、メーカーの展示品があるという。入替えなので格安に出してくれるという。IHそのものをそっくり入替えるということだ。

 2年前に我が家もキッチンを入替えた。ヤマハの展示品なんですがの言葉に、IHと食洗機が付いていたので、即乗った。そして施工し始めて「あらグリルが無いわ」と気がついた。メーカーの彼は1万円もすればいい魚焼き器がありますから、となぐさめてくれた。みゆきさんが「グリルから壊れますから一体でないほうがいいですよ」と教えてくれた。

 誠に真実であると納得している。今の魚焼器は煙もほとんど出ない。一番いいのを選んでも2万円もしなかった。これを使わない日はない。そうじが簡単なのがうれしい。焼き魚なんかほとんどしないという家庭なら別だが、頻繁に使えば壊れる率も高い。
 
 今回の経験から、グリルが付いていないは正解だったと確信した。

 グリル本体の在庫は無いけれど部品はあるとのことで、ようやく来週には届くとのこと。・・・・最初からストックしておくのも手かなと思った。

 IHを入り替えするかは迷ってしまう、グリルが付いていないなら清水の舞台から飛び降りない訳でもないか・・・・。
 もう少しお安くしてくれたら考えるかどうか・・・・。

 家電はある時一斉に壊れ始めるらしい。昨日FFストーブがうんともすんともいわなくなった。26年前の物だから、良く働いたと労う所だ。
食洗機もストライキに入った。水が悪いらしい。1度この食洗機の虜になると無い生活はちよっと考えられない。
                          美恵子
 

 

 
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「あなたのお宝大募集」顛末記その1

2007年10月03日 | 日々のこと
「あなたのお宝大募集」の締め切りが5日に迫っている。我が家の夕食の会話の第一声は幾つ応募があったかの確認だ。お宝をお持の方は大勢おられるが、皆さん奥ゆかしい。テレビに出るのが恥ずかしいとのこと。いや大丈夫なんです。舞台に乗れる方は応募者の中から10人足らず、その中から本当にテレビで登場の方は5~6人というところでしょうか。ほとんどは書類審査の段階でボッになるようです。

 それなのにテレビ局は100程度は必要とのこと。まあその位集まると中から話題性のあるものが飛び出すのでしょうね。

 そんな訳で先週から友人・知人に親類縁者に声をかけている。お宅にお伺いしてお宝の写真を撮らせていただいたりしているが、まだ少し足りないようだ。
そうなると、私はその3000円コースのターゲットの筆頭だ。お宝よりもエピソードで登壇なんてことないよね、と念を押しつつこれも内助の功の一つと観念している。

 何かないかと聞かれても、15歳の時火災に遭って以来、物に執着しなくなったから当然高価な物など持ち合わせ無い。でも散々考えたら絵が2枚あった。

 1枚は15年ほど前に仕事の付き合いのある方から、ご指名でいただいた「かやぶき屋根の家の秋の風景」箱の隅から覗いたら立派な額が見えた。額の方が高価みたいという程度の印象だったからいただいたが、後日それが50万円もするものだと聞いて驚いてしまった。バブルの頃の話だ。

 もう1枚は友人の企画の「1枚の絵」の展覧会で画家とのパーティが始まる15分前急遽電話で、さくらで来てと言われてノコノコ出かけていった。どう考えても買わないで帰れない状況に陥ってしまった。お義理で当日見えていた画家の小作品を購入した。ところがである・・・・・バリ島旅行が当たってしまったのだ。

 このお金は誰が出してくれるのかを確認したら「1枚の絵」の会社だという。
そういう企画のもとに絵の販売をしていたのだという。さくらで駆けつけた身では当然知る由も無い。・・・・結局旅行は断りきれず・・・・結局小作品とはいかず
3倍以上高いものを購入した。よく考えてみれば、あの絵1枚でバリ旅行は3回はできただろうと。しかしあれは当てるべくして当ててもらったと分るから・・・・
・・・結局バリを楽しんじゃいました。

 どちらの絵も作者の名は覚えていない。「秋の風景」は我が家の玄関の秋の定番であるが、「ラベンダーの花咲く丘」の絵は我が家のどこにも似合う場所がなく
まだ日の目をみていない。・・・・これじゃあ応募はできない。

                            美恵子
 
 
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あなたもお料理入門しませんか。

2007年10月02日 | 料理
 昨夕、会社にお客様からたくさんの「さつまいも」と「栗」が届きました。春にはたけのこ・しいたけ・アブラナなど、夏にはじゃがいもそして冬には大根からねぎまで季節折々のものを社員一同に届けてくださいます。そのお心遣いにいつも感謝しています。

 速い者勝ちで人気のあるものは私が帰る頃には無くなってしまうほどですが、栗は手がかかるので男性人はしり込みです。

 そんな訳で私は今朝は栗ご飯になりました。やっぱりおいしい。さすがに季節のものですね。

 栗にしり込みしなくなったのは、栗むきの道具を買ってからです。それまでの包丁で剥いていた頃に比較すれば嘘のようです。やつぱり道具ですね。
もっと楽になったのは、夫の参加です。本当のことを言えばこちらの参加の方が軽減効果ありかも。

 母が台所から少しづつ手を引いてきた分、夫の手が入ってきました。これってすごい進歩です。
 先輩たちに教えてもらいました。女性の自立の前に男性の家庭内の自立があると。夫が妻の留守の間、自分で食事が出来るようにすること。それは料理をすることだけではなく、外食でもコンビニのお弁当でも何でもいいからとのこと。
 退職して家庭人になった夫が、妻の良きパートナーになるか濡れ落ち葉になるかは、ここにかかっているといいます。

 友人を誘っても、この夫の存在で断られることがでてきました。
我が夫、料理以外は何でもしてくれるけど、料理だけは手をださないのです。
そろそろ「楽しい料理」を伝授したいものです。

 昨日80歳半ばのОBのお客様が見えて、「この頃の時期は何を作っているか」と唐突に尋ねられた。奥様を亡くされて自炊なされている。てまめの奥様のもと、座っていれば目の前に食事がだされるのが当然の月日を送られてきた。
ごはんとお味噌汁は見よう見まねで出来たが、煮物ができないとのこと。
それでもテキスト片手に頑張っているようだ。
初めて料理を始める人向けの料理の本をお届けしますね、と約束する。
妻より先に逝くと思っている方、そんなうまいこといく訳がないこと十分にありますからね。あなたもお料理入門しませんか。
                           美恵子
 
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遊休農地解消へ

2007年10月01日 | 信州の木材
 東条勝洋さんは、信濃毎日新聞の記者だ。3年前年賀状の中にこの方の名前があった。一瞬どなただったか思いつかなかったが、前年秋に唐松の取材を受けた記者だったと気がついた。・・・ご丁寧にとその青年を思い出した。

 そんな訳で新聞に彼の署名入りの記事を見ると特に念をいれて読んでしまう。
彼の専門が私の範疇のせいかもしれないが。

 30日の日曜日は「遊休農地解消 規制緩和で」「川下から進出 企業に存在感」という見出しで、遊休農地解消策の一つとして、民間企業による農業参入についての記事だった。

 遊休農地なんて聞いたところはいいが、早く言えば耕作放棄地。これがどんどん増えている。
このあたりは川上村や草越などの高原野菜の産地に行くと、「わー、みんな耕されている。」と感動物だが、その他の地域は高齢化に比例しているのでは思うくらい荒地が多い。

 我が家でさえ、遠い場所から荒らし始めている。しかし近所に耕作地があれば、近所迷惑になるので草取りだけは続けなければならない。田のあぜ草も今年はもう5回も刈ったとのこと。
かって桃畑だった隣が、持主が亡くなった後、分譲されて小さな団地になった。冗談に団地の皆さんに100坪づつ、菜園に借りてもらったらどうでしょう、と提案したら、「かあちゃん交渉してみて」とボールを貰ってしまった。我が家の場合も深刻なのだ。

 今年のプルーンの収穫は昨年の半分にも係らず、まだ身体から疲労感が抜けない。日頃鍛えていない身体がいかに「やわ」なのか思い知る。みんな退職したら、故郷に帰って田畑と親をみてねと思っていたが、これまた簡単なことではないようだ。

 国は「骨太の方針2007年」で、5年程度を目途に、農業上重要な地域を中心に耕作放棄地ゼロを目指すとの目標を設定。・・・・現実をみれば理想論だと思うが、何としても日本の食を考えれば何か方策を考えなければなるまい。

 先日来の報道後、マーケットで中国産の生姜と国産の生姜があれば、価格は倍でも国産を選ぶ私。人は食べたものでできている、いや生きているとなれば、どんな補助食品を摂ることよりも、三度の食事は大切なこと。

 その食の根本である農業の現実を見た時、企業の進出もいかし方がないかと思う。そしてこれがまた既存農家と競合してその経営を圧迫していくという、悪循環に陥っていくにしてもだ。・・・・その位農業従事者の高齢化は急速なのだ。

                        美恵子


 
 

 
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