トルコの旅14・・・・トロイの木馬

2011年06月27日 | 
 次はトロイです。ベルガマから205kmです。相変わらず小麦畑が続きます。だんだん街と街の間隔が狭くなってきました。セカンドハウスもたくさん見えます。リタイアしたら来たい場所になっているみたいです。冬が短く夏が長く温暖で緑が多いのだそうです。

 ドイツからもこちらに来る人が多く、観光客もドイツが350万人とか。ちなみに日本は18万人。10年ほど前外国人の土地所有ができるようになったり、経済が上向いてから、土地の価格は急速に値上がりしたとのこと。

 面白いのは酸素の量が多いとか、普通は21%だけど21.9%だと、この微妙な差を私たちは嗅ぎ分けられるでしょうか(笑)。もちろん私深呼吸しましたよ・・・・。

 トロイの地に集落が出来たのはBC3000年頃という。その頃のトロイは直径が30mから35mだったという。

 その集落は栄えては滅びを繰り返し、地震によるところも大きかったに違いないが、次々とその地に新しい都市が形成され9層にもなって高さも当初から比べると38m高くなっている。

 トロイ戦争はBC1200年頃だが、その時この都市は滅亡を迎えている。今から3200年前なのだと、かつてはそこまでが海だった言われる大地を眺めつつ感無量になったのは、トロイ戦争という映画を見ていたからにも相違ない。

 トロイの木馬を信じたシュリーマンが1871年ごろ発掘し、今も発掘・調査途上である。日干レンガが長~い年月を経て、一塊になっているのを見たとき、5000年前という歴史に会えたのだという大きな感動が沸き起こったのでした。

 この石を積んだ人がいて、と・・・・他の遺跡では得られない感動が得られるのです。

 映画で使われた木馬はチャツカレの街角に置かれているという。そっちの方を見てみたいなあー、と目の前の木馬には登って見る元気もなく見上げていたのでした。

 木馬よりも大木の桑の木の「めど」に感激です。凄い量のめどがなっています。これならジャムがいっぱいできそう。こんな桑の大木みたことな~い、と夫に言ったら、我が家の桑の茶箪笥はこの位の桑の木でなければ出来ないだろうと言われて納得。

 日本の桑の木は養蚕のためですからこんなに大きくはしないですものね。

 シュリーマンは発掘した財宝をドイツに持ち帰ったのですが、第2次大戦の後一部が行方不明になっているとか。

 シュリーマンは18ケ国語を操れたとか、その6週間語学独習法は天才と努力のたまものなのでしょうね。

 今夜はチャツカレ泊まりです。
依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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