職場の高気密・高断熱化

2011年06月27日 | 住まいづくり
住宅の省エネは騒がれて久しいけど、職場はどうなんだろうと思う。
冬場、他所の事務所にお伺いすると、こんなに寒いところで・・・・と感じることが多い。

 1日の3分の1を過ごす場所である。だから夏はクーラーが必需品だし、ストーブだってフル回転のはず。

 ストーブも全室ではないから、火の気のない応接に通された日には、コートを着たままいたいと思ったりする。

 この頃はお客様に教えていただいたとおり、よそのお宅に行く時は、コートのようでコートでなしという位の脱がなくてもいいような上着を着ていく。

 外観や設備に充分お金をかけられた事務所でも、やっぱりストーブとクーラーだのみである。

 その点、住みごこちにこだわる我が社の事務所は快適そのものである。
氷点下10度の世界でも、全室温度差のない20度の世界である。薄手のセーターだけで充分。2年前まで、FFストーブ1台で45坪を暖房していたが、事務所はまた社長の実験棟でもあるので、太陽熱温水器による暖房に変わり、化石燃料の消費量も減ったのである。

 太陽を光にするよりも熱にしたほうが効率が良いのは確か、しかしまだコスト高で、お客様にお薦めしにくいのも事実、次世代はこの暖房が主流のはず。

 太陽光のような補助金が出て、需要が高まれば開発も進みコストも安くなるでしょう。
 
 来年の夏になれば、その供給の3割を占めている原発が止まる可能性も大、その時、経済の成長を止めずして、どう省エネができるかでしょうか。

 夏場のクーラーが電力不足を左右することでしょう。職場の高断熱・高気密化は住みこご地と共に日本の経済のためには必要なのだと確信するのです。

 私たちは今試されているのだと思います。

 依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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