富士山

昨年暮れに年金事務所からお手紙が届き、60歳に成ったので申請に来るように書いて有った。
その時に60歳を過ぎてからの戸籍抄本を添付する様に書いて有り、市役所で抄本を受け取り（マイナンバーカードを持っているのだからコンビニでも出来る筈なんだけど良く分からないまま解決するつもりも無い）社会保険事務所（静岡鉄道新清水駅西口すぐ、以前は映画館でその前はボーリング場だった所）に向かう。

社会保険事務所に行くとロビーには三人程度居るだけで混んでいる気はしなかった。

受付に居る爺さんが「どのようなご用件ですか？」とたどたどしく聞くので送られて来た書類を見せ趣旨を伝えた。
すると彼は「今混んで居まして、ご予約なら夕方取れますが、お待ちに成ると30分から1時間掛かります」と平気な顔で言う。

これは行政サービスじゃないのか？

じゃあ待ちます。と言い9番の番号札を受け取りロビーで待つ事にした。

暫くすると予約をしたと言う人が現れ追い越された。

次に訪ねて来た予約なしの人には待ち時間が1時間は掛かるなどと言い、まるでロビーで待つ事を拒否している様で違和感を感じた。
結局、明日の予約をして帰って行ったけれど、夕方が空いているんじゃなかったか？


20分ほどで呼ばれ、5分ほどで用事は終わった。
受付の爺さんの時間の読みが理解できない。
年金大丈夫でしょうね。

昨夜の雨で富士山に雪が積もったの急いで日本平に上ってみました。
ＩＡＩ日本平スタジアムを眼下に入れてみました。
昨日市川選手の引退記念試合をやって居ました。10,000人くらいが観戦したとか。

朝市

5時23分に目が覚めたのだけど、余りの寒さに今日の朝市は辞めて二度寝をする事に決めた。

6時23分にまた目が覚めた。朝市に行け！って事かと思い直して起き上がると思った以上に寒い。
年に一度は履く事に決めているブーツを出し、いつもの帽子を被って車に乗るとハンドルが冷たい。手袋を忘れた。

ドリームプラザの駐車場に着くと富士山に朝日が当たり始めて居て綺麗だったので、マリンパークまで行くのだけど港のクレーンが富士山と重なって宜しくない。
そこで、いつもは行かないマリンパークの上に行って見ると先客が有り、端末を富士山にかざしている。
邪魔をしてはいけないと思って後ろを通り過ぎると「お～い」と声を掛けられた。

ＭＡＲＵＭＡさんだった。気が付きませんでしたと詫びを入れると彼は「その帽子で分かったよ」言いちょっと嬉しく成る。
年頭の挨拶をしてまた富士山を見ると…



飛鳥Ⅱが入港して来るところだった。これは幸運。
空に引かれた飛行機雲が正月に愚息と見た「君の名は」の1シーンの様で気持ちが吸い込まれた。

今年9月に留学する愚息の留学先選定で親子の意見が合わない。
ここは愚息の希望を通すべきだろうと思うのだけど、レベルの高い大学を目指して欲しいと思うのだった。（親の欲張り）
でも、自分で決めたいと言う愚息に任せる事にした。留学する人が決めればいい話ですね。

ただ、学校の担当にも相談する様にと付け加えたのは余分だったかも知れない。（反省）




軽トラックで蜜柑を売っている方が有り「日本平みかん」と看板を掲げている。
酸っぱいって事を強調しているのだろうかと思って悪戯っぽく甘いの～？と振って見ると「甘いよ、青島だから」と言う。
更に「青島は大粒の方が甘いんだ」と若い衆が言うとおばあさんは「同じだよ」と諭すように言う。

親は何処でも一言多い様で笑える。

蜜柑の肌に傷が有るので安くしていると言い、中身は同じ（甘い）だからと付け加える事も忘れない。

若い衆に選んでもらった大粒の青島は冷たくて甘くて美味しかった。

三兄弟

陶芸教室に行く。
誰かに会って話しをしていないと落ちて行きそうな気がする。

昨年からの土が残っており（4kg）大作も作れるのだけど本屋で立ち読みしたマグカップを作る事にしていた。

何を作るか決めて臨まないと、土を見てからでは思ったものが作れない。
気持ちが舞い上がってしまうのだろうか。

写真左から長男、次男、末娘。
次男は長男に比べてホッタラカシなので伸び伸び育って大きいのだ。

紐造りだけど作り方がちょっと変わって居て面白い。
ある程度紐で作り上げてから、角度を60度くらい傾けて方向を変えると、今までにない形に成って面白いと思っている。

こんな下手くそなマグカップこそ愛着が湧いてきそう。


久しぶりに人に会って、陶芸の話をしていたら暮れからのモヤモヤが少し晴れた気がする。

悲しみ

昨年暮れに帰省した愚息を送り出し、家事からも少し解放されると疲れが出た。

昨年の今頃は愚息の受験の波に親子共々巻き込まれ、殆ど溺れていたため妻を亡くした悲しみを感じる余裕が無かった気がする。
それが証拠に当時の記憶は葬式以降ほとんどない。

やっと思い出せるのが3月の愚息の引っ越しで大きな転換期だった事は頷ける。

昨年12月。体調が悪かって事も有って仕事量を制御していたら抑え過ぎた様でぽっかりと暇の時間が出来てしまった。
暇に成ったので日頃貯めて置いた会計処理などをしていたのだけど、前年は何をしていただろうかと考えたら悲しみが溢れ出た。

暫くどうする事も出来なくてぼんやり過ごし残務処理のような仕事を少しづつやっても気分が続かない。

なぜ？
どうして。

と写真に向かっては空虚な日々を過ごしていた。

そう思ったら正月って何だ？何か祝い事か？
とても正月を迎える気にもならない。それでも近しい人には賀状を出したけれどそれもギリギリまで時間が掛かってしまった。
喪中葉書が5枚も届くと今年は書かない様に言われてる気がしていた事も事実だ。


変わりゆく清水の街の写真を撮り貯めているのだけど、記事に出来ない。
とりあえず静岡県立図書館が再開するのを待つ事にする。（改装中）