朝、近所を散歩していると、赤い車が追い越して行き、止まった。
朝から忙しそうだと思いながら、赤い車の所まで来ると、中から話声が聞こえてきた。
「子供が、いちじくが食べたいと言ったので…」
ブロック塀の内側で、イチジクのパックが並べられていた。
通り過ぎようと思っていたら、いちじくの看板が置いてあり、誘っている。
朝だけの販売の様で、完熟のイチジクがとても美味しそうに見え、中に入って見る事にした。
「おいしい」の文字が可愛らしく、片仮名の「イチジク」が力強い。
子供の頃から、いちじくは、買う物ではなかった。
母が、あまりイチジクを食べない人なので、食卓にも上がることが無かった。
それでも、近所にイチジクを植えているお宅があり、熟したイチジクを頂いたりしていた。その頃から、イチジクは貰うものだった。
いちじくを食べると甘さが独特で、惹かれるものがある。粒粒の種が口の中で絡まり、天然のジャムの様な感じさえする。
近所のスーパーでイチジクが売られているのだが、誰も買って来ない。真意を確かめると、食物仕入れ担当が「イチジクは、好きじゃない」(二人)と言うではありませんか。食べたい物は、自分で買いに行くは、我が家のルールでもあった。
イチジクのジャムを作っている人の話を聞くと、作ってみよ言うかと思うのだが、味見をしているうちに、無くなってしまう。美味しい物を作るために、念が入りすぎるのだった。(笑)
朝から忙しそうだと思いながら、赤い車の所まで来ると、中から話声が聞こえてきた。
「子供が、いちじくが食べたいと言ったので…」
ブロック塀の内側で、イチジクのパックが並べられていた。
通り過ぎようと思っていたら、いちじくの看板が置いてあり、誘っている。
朝だけの販売の様で、完熟のイチジクがとても美味しそうに見え、中に入って見る事にした。
「おいしい」の文字が可愛らしく、片仮名の「イチジク」が力強い。
子供の頃から、いちじくは、買う物ではなかった。
母が、あまりイチジクを食べない人なので、食卓にも上がることが無かった。
それでも、近所にイチジクを植えているお宅があり、熟したイチジクを頂いたりしていた。その頃から、イチジクは貰うものだった。
いちじくを食べると甘さが独特で、惹かれるものがある。粒粒の種が口の中で絡まり、天然のジャムの様な感じさえする。
近所のスーパーでイチジクが売られているのだが、誰も買って来ない。真意を確かめると、食物仕入れ担当が「イチジクは、好きじゃない」(二人)と言うではありませんか。食べたい物は、自分で買いに行くは、我が家のルールでもあった。
イチジクのジャムを作っている人の話を聞くと、作ってみよ言うかと思うのだが、味見をしているうちに、無くなってしまう。美味しい物を作るために、念が入りすぎるのだった。(笑)