私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

磯おろし

2007-12-20 10:14:20 | ご飯ですね
静岡県賀茂郡東伊豆町稲取。先週の四日市市よりも遠い感じで、やや運転疲れで現場に到着。仕事で東伊豆に来るのは、25年ぶりくらいなのだが、道路も、大分整備されて来ていて前より走り易くなっているけれど、「遠いなあ」と言う感覚は、どうしてもある。
ニュースなどでよく見る河津桜の土手横を通り、帰りに見ようと思っていたら、帰り(5時頃)では夜のように真っ暗になっていて、とてもレポート出来ませんでした。東伊豆は、日没が早い、残念でした。

昼食を何にしようか、相方Bと話をしていたら、「石臼挽き自家製そば粉」なんる看板に惹かれ、蕎麦屋に行く事にした。お品書きを見ていると、「鴨せいろ」は有ったけれど、カレー南蛮が無い。それならばと、何が出るかなと思われる「磯おろし」にしてみることにした。中身は何か、お店の女性に聞くと「岩海苔、わかめに、大根おろしが入っていて、汁が掛けになっています」との事。岩海苔の入った蕎麦は、美味しそうな気がしたので早速、オーダーした。それが、この写真だ。

店が、相模湾に面していて眼下に広がり、大きな窓からは店内の半分くらいまで日が差し込んでいて、暖かかったのだが、外から来た人間には、暑すぎた。

暫くして、蕎麦が出来てきた。器の中が黒くてよく見えなかったのだが、箸を入れてみると「シャリッ」と乾いた音がした。箸で摘んで観察するとそれは、乾燥岩海苔だった。岩海苔と聞くと生物を想像していただけに以外だった。そこで、まず岩海苔をお汁で戻す事にした。岩海苔が戻ると、本来有るべき姿になったと思うのだが、蕎麦に岩海苔が絡まって、これがなかなか美味しいのだった。これからは、乾燥岩海苔を持って蕎麦屋に行こうかと思ったのだが、お店の人に嫌われそうで、家だけで試す事にしようと思う。

あっという間に、蕎麦を完食。後から出て来た蕎麦湯を湯飲みに注ぎ、余韻を楽しんでいると、相方Bは「蕎麦湯で膨らませないと」と言いながら、蕎麦湯を飲んでいた。彼には、少し物足りないようだった。蕎麦湯で腹が膨らむのだろうか。と思いながら、頭の中で午後の仕事の段取りをしていた。


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4 コメント

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いやしんぼうバンザイ ()
2007-12-21 04:36:06
>これからは、乾燥岩海苔を持って蕎麦屋に行こうか

笑えましたから、ブームになるかもね。

ところで箸袋の「○宇耶」の「○」は何という字で、三文字でなんと読むのでしょう。
眠れないままもう午前4時半を回ってしまいました。
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磯おろし (あおい君)
2007-12-21 13:17:43
「磯おろし」といったら、葵区の蕎麦屋「戸隠」の登録商標ではないのかなぁ
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その答えは (なべ)
2007-12-21 15:04:55
>「○宇耶」の「○」は何という字で、三文字でなんと読むのでしょう

○字は「誇」です。だから「コウヤ」と思っていました。
近々、稲取に行くので、聞いてみます。今度は、鴨汁せいろのつもりですが、時間が無くて、マックになっちゃうかも知れません。「yaohan」ままだ有って、潰れたんじゃなかったかと思っていました。
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お品書きチェック (なべ)
2007-12-21 15:15:21
>「戸隠」の登録商標ではないのかなぁ

「磯おろし」は「戸隠」商品登録がされているようです。
今度行った時に、お品書きを写真に撮ってきます。もしかしたら見えないところに、何か書いてあるかも知れませんから。(笑)
でも、「戸隠」の磯おろしとは、全く違うもののようでした。乾燥岩海苔だし、揚げ玉が無かったし、真似をしている訳ではないようです。

そこで考えた別名「東磯おろし」
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